熱帯のタイで「エアコン利かないんだもん」で不人気になった3代目プリウス! 悪印象を見事に払拭してHEVを浸透させた日本メーカーの技術力に乾杯!! (2/2ページ)

不評を改良で乗り越えて普及する日系HEV

 販売当時は、HEVであるプリウスタクシーは話題性十分だったようだが、年間を通じて高温多湿のタイではエアコンの利きが悪いといわれ、その点では評判はよくなかったようだ。当然一般消費者への販売も同じような声が聞かれるだろうから、前述したように、年を追うごとに販売台数が減少していったという流れにも則した話のように考えられる。

 現地生産を終了してから10年が経つタイ。その首都バンコクでは日本並みとまではいかないものの、まだまだ3代目が見かけられた。同一車種とは思えないので、複数の3代目プリウス(おもにタクシー)がいまもなおバンコク市内で活躍しているようである。

 いまどきのHEVでは当時問題視されていたエアコンの利き具合も改善されており、タイでラインアップされる多くのトヨタ車ではHEVが用意されており、バンコク市内ではトヨタをメインにホンダや日産、三菱といった日系ブランドのHEVが人気となり、街なかを多く走りまわっている。「HEVはエアコンの利きが悪い」とネガティブイメージを一度もたれたタイにおいて、技術の進化でそれを打ち消し、いまではHEVが当たり前のように走っている様子をみると、日系メーカーの優秀性というものを改めて実感させられた。

 韓国や中国系メーカーはそれでも、「日本に追いつけ」とばかりにHEVをラインアップに加えてくるが、欧州勢はいまのBEVからHEVへトレンドが変化した状態を現状では、ただ見ているしかないように筆者には映っている。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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