GRは走り好きの天国! GR GTやGRヤリス MORIZO RRと今すぐ乗ってみたいクルマが目白押し【東京オートサロン2026】 (2/2ページ)

市販車ベースの「GT3」カテゴリー向け車両「GR GT3」も展示

 世界の名だたるスポーツカーメーカーは、その高い性能をアピールするべく、市販車ベースのレースの最高峰カテゴリーである「GT3」仕様のモデルをリリースしています。トヨタを代表するフラッグシップスポーツの「GR GT」ですから、そのカテゴリーに殴り込みをかけるのは当然でしょう。

 この「GR GT3」は、「GR GT」をベースにしてGT3カテゴリーのレギュレーションに合わせてモディファイが行われた車両です。

 モーターは取り除かれ、大型のスワンネック式のリヤウイングや、CFRP製の外装パネル、増設されたサイドポンツーンから顔を出しているサイド出しのマフラーなど、外観からそれとわかるレース車両らしい仕様となっていますが、基本のアルミニウム骨格やサスペンション型式、4リッターのV8ターボエンジンなどは大きく手が加えられていないようです。それだけもとのポテンシャルが高いということの表れでしょう。

3台のGRヤリス特別仕様車とGRヤリスDAT

 目玉の「GR GT」と並んで、初披露を含む3台の「GRヤリス」の特別仕様車と、2025シーズンのニュルブルクリンク24時間レースを戦った「#109 TGRR GR Yaris DAT」が展示されていました。

 並んだGRヤリスのなかの最注目は「GRヤリス MORIZO RR」でしょう。この車両は、モリゾウ氏が「#32 TGRR GR Yaris DAT」のドライバーのひとりとしてニュルブルクリンク24時間レースを戦ったことで得られた知見やノウハウを反映させたモデルです。

 専用装備のエアロパーツのほか、四駆制御モードも、このモデル専用のものが与えられているそうです。専用の「グラベルカーキ」色で仕上げられるこのモデルは、2026年の春以降に、スマートフォン向けアプリ「GR app」を通じて抽選申し込みを開始し、100台限定で発売予定とのことです。

 その「GRヤリス MORIZO RR」の後方には、2025シーズンを戦った「#32 TGRR GR Yaris DAT」も展示されていました。24時間レースを完走したままの状態なので、ボンネットの飛び石による傷やタイヤの摩耗など、その痕跡が垣間見られます。

 続いては、マットブラックに仕上げられた「GRヤリス・セバスチャン・オジェ9xワールドチャンピオン・エディション」です。このモデルは、2025年で通算9回のWRCワールドチャンピオン獲得となった「セバスチャン・オジェ」選手の偉業を称えて企画されたものです。

「オジェ」モデルは2024年に「GRヤリス RZ ハイパフォーマンス・セバスチャン オジエエディション」がリリースされていますが、この「9xワールドチャンピオン・エディション」はその発展型と見ていいでしょう。

 展示では“PROTOTYPE”となっており、発売時期などはまだ未定のようです。

 3台目はパールホワイトに仕上げられた「GRヤリス エアロパフォーマンスパッケージ GRxGROW Design」です。こちらはレーシングドライバーの佐々木雅弘選手による「GROW Design」が「GAZOO Racing」とコラボレーションして開発したエアロキットとホイールをまとったモデルです。

 そしてもう一台、2026シーズン向けの新たなカラーリングをまとった「GR YARIS Rally1」も展示されていました。2025年のブラックベースから一転、WEC車両を思わせる赤/白基調の鮮烈な印象のグラフィックになりました。機関などの詳細は不明ですが、今シーズンの活躍からも目が離せません。

 以上、「GAZOO Racing」ブースのダイジェストを紹介しましたが、見どころをもう少し深掘りした内容もありますので、また別記事にてお送りします。


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往 機人 OU AYATO

エディター/ライター/デザイナー/カメラマン

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釣り/食べ呑み歩き/道の駅巡りなど
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