プライベートブランドが超狙い目!
しかし、よく見るとあるではないか。明らかに安いタイヤたちが! 同じサイズで比較すると、その価格差なんと約半分。ただ、よく見ると見慣れない銘柄ばかり。オートバックスでは「Maxrun Efficla」や「North Trek(スタッドレスタイヤ)」、イエローハットでは「ECO FINE」や「PRACTIVA」といった名前であった。
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さらにプライスタグには、「国産低燃費タイヤ!」などと書かれていた。「国産? いや、どこのメーカー!?」と、この謳い文句だけ見たらなるわけだが、タイヤをよ〜く見ると、その正体が判明した。
サイドウォールには。「SUMITOMO RUBBER」や、「YOKOHAMA RUBBER」と小さく刻まれているのだ。そう、これらは紛れもない国産タイヤメーカー、「住友ゴム(ダンロップやファルケン)」、「横浜タイヤ」が製造しているタイヤたちだ。ほかにも、TOYOタイヤ製の銘柄などもあるそう。
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これらの謎タイヤたちこそが、先述のプライベートブランドのタイヤたちであり、正真正銘の国産タイヤということになる。それでいて、サイズやキャンペーン次第では、同店で売られている国産タイヤの半額であったりするほどの爆安っぷりなのだ。ペットボトルの50円差どころの話ではない。
にしても、このトリックはいったいどこにあるのか。
代表的な例を挙げると、プライベートブランドは「宣伝費」や「生産コスト削減」、「流通費」の削減が挙げられる。こうすることで中間マージンをカットできるので、お店に安く下ろせる。これは多くのプライベートブランドの商品がやっていることと同じだ。
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そして、タイヤ屋の友人から聞いたこれが、お茶などにはできないタイヤならではの必殺技。それが、「型落ちタイヤをプライドベートブランド向けに再生産している」という点。つまり、生産元で展開していた1〜2世代前のタイヤを流用しているのだ。たしかに、某銘柄に似たトレッドパターンにも見えるタイヤがちらほら……。
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型落ちのタイヤだとしても、大手メーカーが莫大なコストをかけて開発したタイヤであるし、銘柄によっては、新車装着タイヤであったこともあるだろう。街乗りレベルであれば、まず不満は出ないはずだ。日本の雪は世界と比較しても特殊という背景もあるので、そんな環境で開発された国産メーカー製スタッドレスタイヤであれば、プライベートブランドのスタッドレスタイヤが誇るコストパフォーマンスは絶大なはず。
年々新車のタイヤサイズは大きくなっており、交換時のコストに悩む人も少なくない。サイズがあればの話だが、格安の国産タイヤという夢のようなアイテムとして、次回のタイヤ交換はプライベートブランドを検討してもいいかもしれない。