ワークスチームも新たに新設
そして例年、この東京オートサロンでモータースポーツ体勢発表を行うことの多いホンダですが、2026年の参戦態勢はすでに発表済み。2026年はSUPER GTへ5チームが参戦し、5台のHRCプレリュードGTがGT500クラスに挑みます。なかでも8号車は、HRCとのジョイントとなってチーム名も「Team HRC ARTA MUGEN」へと変更。2025年は北米のIMSAシリーズにも参戦した太田格之進選手が復帰し、パートナーには大津弘樹選手が16号車から移籍してコンビを組みます。チーム名からもわかるように、いわばHRCのワークス格チームであり注目の存在です。
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そのほか16号車はARTA MUGENとして参戦し、野尻智紀選手と佐藤 蓮選手のコンビ。17号車のAstemo REAL RACINGは、塚越広大選手のパートナーとして2025年にGT300クラスで1勝を挙げた野村勇斗選手が新加入。64号車Modulo Nakajima Racingは、伊沢拓也選手が引退したことにより、大草りき選手のパートナーとしてイゴール・オオムラ・フラガ選手が抜擢されました。
2025年のSUPER GTにおいて、ホンダ勢では唯一となる優勝を挙げ、最終戦までシリーズチャンピオン争いを展開した100号車STANLEY TEAM KUNIMITSUは、山本尚貴選手と牧野任祐選手の組み合わせで継続参戦となります。
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市販モデルのプレリュードは、いかにもスポーティカーらしい流麗なフォルムが印象的なモデルですが、このGT500車両はさらに迫力を増したフォルムでいかにも速そう。なおGT500車両において、車名にHRCの名前が掲げられたのはこのHRCプレリュードGTが初めてであり、シリーズチャンピオン奪還に向けてホンダとHRCの強い意気込みが感じられます。
東京オートサロンのホンダブースに話を戻すと、ステージ中央に展示されたHRCプレリュードGTは、ホンダのDNAであるレースへの強い想いを示し、そしてスポーツカーへのこだわりを改めてホンダファンに示すかたちとなりました。
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HRCプレリュードGTのフロントノーズには、ホンダの魂である「赤バッジ」も誇らしげに掲げられています。市販車両では「タイプR」シリーズのみが掲げることを許される赤バッジは、当然ながら市販モデルのプレリュードにはない装備です。モータースポーツシーンにおけるHRCプレリュードGTの活躍に期待すると同時に、ぜひ赤バッジを備えたプレリュード タイプRの登場にも期待したい。それがホンダブースを訪れたファンの総意ではないでしょうか。