この記事をまとめると
■ランドクルーザー300に3.5リッターV6ツインターボ+モーターのHVモデルを初設定
■457馬力と790Nmのシリーズ最強スペックで30km/h以下はEV走行にも対応する
■防水バッテリーで渡河700mmを維持しつつ外観も小変更され東欧から導入予定
電動化と伝統の走破性を両立
トヨタ自動車の欧州部門が、ランドクルーザー300シリーズに初めてハイブリッドパワートレインを設定した「パフォーマンスハイブリッド」を発表した。
今回発表されたパフォーマンスハイブリッドは、ランドクルーザーの伝説的な資質とトヨタの電動化技術を組み合わせたもので、ランドクルーザーとして初の電動化モデルとなる。
トヨタ・ランドクルーザー300 パフォーマンスハイブリッド画像はこちら
新システムは、3.5リッターV6ツインターボエンジンとシングルモーターをパラレルハイブリッド方式で組み合わせたもので、ランドクルーザー300の姉妹車となるレクサスLXに「LX700h」として先行して導入されたものと同様のパワートレインとなる。最高出力は457馬力で、この数値はランドクルーザーとして史上最強。最大トルクは従来モデル比20%増の790Nmに達する。また、時速30km以下では電気モーターのみでの走行も可能となっている。
システムは、クラッチ付きモータージェネレーターがエンジンと10速ATの間に配置される設計となっており、エンジン始動、EV走行、電気アシスト、エネルギー回生はすべてハイブリッドシステムが処理する。
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ランドクルーザーとして欠かせない悪路走破性についても、世界中の過酷な環境で極限テストを受け、ICEモデルと同等の能力を確保。バッテリーハウジングの防水処理などの措置により、700mmの渡河能力も維持されている。
エクステリアは大幅な変更こそないものの、前後ともにロアバンパーの形状が変更され、より精悍な印象を手にしている。
新しいランドクルーザー300ハイブリッドは、2026年1月から一部の東欧市場で導入されるが、日本市場での発売は2026年2月時点ではアナウンスされていない。受注停止が相次ぐ大人気モデルだけに市場の混乱を抑えるためという可能性もあるが、導入が待ち遠しいところである。
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