この記事をまとめると
■オリンピック開催都市名を車名にしたクルマをピックアップ
■歴代開催都市40以上のうち車名となっている都市は4+1都市だった
■フォードやアルファロメオやフェラーリなど米・伊のクルマに多い印象だ
オリンピック開催都市の名前が与えられたクルマたち
数々の名勝負を繰り広げ、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが幕を閉じた。日本勢は金メダル5個、銀メダル7個、銅メダル12個の計24個のメダルを獲得したそうだ。日本代表にとって、24個のメダルというのは、25回の歴史を数える冬季オリンピックで歴代もっとも多いメダル獲得数になるという。
そう、冬季オリンピックはこれまでに25回開催されている。ちなみに夏季オリンピックは32回(返上・中止も含む)で、両方のオリンピックをあわせると57回、じつに40都市以上で開催されているのだ。そしてこの40以上の都市のなかにはいくつか、クルマ好きなら聞いたことがある都市も多い。もちろん、自動車メーカーの本社がある都市というのもあるのだが、今回はオリンピック開催都市の名を車名として与えられたモデルたちを振り返ってみたいと思う。
ミラノとコルティナの車名エンブレム画像はこちら
まずは今回のミラノ・コルティナ冬季オリンピックの舞台となったミラノとコルティナの2都市だが、この2都市についてはすでに記事にしたので割愛(気になる方はコチラ)。
で冬季オリンピックの開催都市で車名になった都市は、新しいところから見ていくと2006年のトリノ。そして、トリノといえばフォード・トリノ。1968年にフェアレーンの上級車種としてラインアップされたインタミディエート(コンパクトとフルサイズの間)で、1970年には早くも2代目へ、1972年には3代目へとモデルチェンジしている。
フォード・トリノのフロントスタイリング画像はこちら
2ドアと4ドアとワゴンとコンバーチブルが存在し、ハイパフォーマンスバージョンのGTやコブラ、NASCARのホモロゲモデルのタラテガなども存在した。多くのバリエーションを揃えたものの、オイルショック以降は販売台数を落とし、1976年に生産終了。わずか9年間の生産期間で3世代を残すという、なかなかに珍しいクルマだった。
で次が1972年の札幌。「札幌なんて車名のクルマなんてあったか?」と思う人もいるかもしれないが、三菱ギャランラムダをOEMしたクライスラーがプリマスブランドで1978年に販売したのがサッポロだった。これはまさにそのまま、1972年に札幌で冬季オリンピックが開催されたことから名付けられたそうな。
プリマス・サッポロのフロントスタイリング画像はこちら
なお、ギャランラムダはダッジブランドでも販売されており、ダッジではコルト・チャレンジャーを名乗り、1981年登場の2代目からはダッジ・チャレンジャーを名乗っていた。ダッジのチャレンジャーといえばバリバリのマッスルカーをイメージするが、ギャランラムダにチャレンジャーの名を与えたことは、ダッジにとっては黒歴史となっているのではないだろうか。