Honda 0シリーズへの橋渡し的役割を担う
電動ユニットのスペックも共通であれば、フロントモーターは最高出力150kW、最大トルク310Nm、リチウムイオンバッテリーの容量は68.8KWh。航続距離は中国CLTCモードで545kmだが、日本仕様もWLTCモードで500km以上が確保されることが明言されている。
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「ホンダならではの楽しさにこだわった」という走りはどうか。BEVならではの低重心や滑らかかつトルクフルな加速特性、高い静粛性はもちろん、スッキリした操舵フィールやフラットな乗り心地、リニアな減速感も実現しているというから、日本の道でどのような実力を見せてくれるか期待したい。
なお、ドライブモードはSNOW、ECON、NORMAL、SPORTの4種類から選択可能。とくにSPORTはアクセルペダルやパワーステアリングの特性のみならず、アクティブサウンドコントロールによって高揚感の上がる演出が楽しめるという。
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そんな4代目インサイトはモノグレード展開で、ボディカラーは新色のアクアトパーズ・メタリック2を含む全5色を設定。内装色はブラックのほか、ECサイト専売のホワイトも用意される。そして、中国から日本への導入台数はわずか3000台に留まる見込み。
ホンダ自身もこのインサイトを、2025年度のN-VAN e:およびN-ONE e:、2027年度に日本導入を予定している「0(ゼロ)」シリーズの間をつなぐBEVモデルと位置付けている。メインターゲットも、50歳以上の独身または子離れ層(予備軍)の、BEVに関心はあるが過度な先進性を求めていないという、よくいえばニッチな層だ。
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中国市場におけるホンダの台所事情が多分に垣間見えるクルマではあるものの、だからこそのこの4代目インサイトは、「他人と同じクルマには絶対に乗りたくない」というこだわりの強いクルマ好きにはうってつけの1台になることだろう。