フロントウインドウの装飾が減った理由
続いては、隣り合ったサービスエリアやパーキングエリア同士で、トラックがたくさん停まっているところと、そうでないところの差を実際のドライバーの話を聞いてみた。
たとえば敷地の広い大型のサービスエリアの場合、レストランや売店シャワールームなど施設が充実しているところを使いたいが、そういうところはトレーラーなど全長の長いトラックの場合、駐車スペースが空いていないというケースも多々ある。そこで本来であれば施設が整ったサービスエリアで休憩を取りたいが、トラックが駐められないという事態を想定すると、多少小さくても停めることができる可能性が高いパーキングエリアを選んでしまうことが多いという。
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実際に東名高速道路の鮎沢パーキングエリアと足柄パーキングエリアにおいて、ほぼ同じタイミングで観察をしてみたところ、大きな足柄パーキングエリアはほぼ満車だったが、隣の小さな鮎沢パーキングエリアの方は、駐車スペースが広いわりには停車しているトラックもそれほど多くなかった。一方で全長の長いポールトレーラーなどが駐車されていた。
話を聞いたトラックドライバー曰く、施設が充実したサービスエリアほどタイミングが悪いとまったく停められないことも少なくないとのこと。運行予定時間のこともあるし休憩のタイミングもあるけれど、やはり長距離の運転のなかでストレスを感じないよう、なるべくスムースに休憩できるサービスエリアやパーキングエリアを選んでしまうこと多いのだとか。
では最後に筆者がサービスデーの光景のなかで印象深かったことをお伝えしておこう。それは、トラックドライバーのみなさんがシャワールームを使うときに、キャピンからもち出すお風呂セットについてだ。いろいろな形のお風呂セットの入れ物があるなかで、見た目がちょっと怖い人ほどかわいらしいお風呂セットを持っている……という事実だ。
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「家族の方が選んでくれた入れ物なのかな?」などと想像するのも、サービスエリア観察の楽しい時間のである。