高速での渋滞の原因は……穴ぼこってマジか! ジャカルタの驚き交通事情 (2/2ページ)

日本の継続的なインフラ整備の重要性を再認識

 道路に限らずインドネシア社会ではメンテナンスという概念が希薄となっていると聞いたことがある。日本ではたとえばエスカレーターやエレベーターがあちこちで点検作業で休止となっている光景を見かけるが、インドネシアではそのような光景はほとんど見かけないとのこと(筆者もほとんど見たことはない)。壊れてもそのままにしておくか、新しいものに交換するのがインドネシア流と聞いたことがある。それぞれ所管する行政当局では、新規導入に比べるとメンテナンスでは「袖の下」が少ないということもこのような流れを助長しているともいわれている。

 宿泊先から駅へタクシーで向かうときにも信じられないぐらいの大渋滞がホテル近くから続いた。「なぜだ?」と思っていると、線路を横断する踏切の路面補修整備が行われておらず、デコボコどころではないほど路面がかなり荒れた状態となっていた。踏切を渡るクルマはそれぞれ自車へのダメージの少ないルートで踏切を渡ろうとするので、完全カオス状態となり大渋滞に発展していたのである。

 日本でも社会インフラの老朽化が問題となっているが、インドネシアあたりを見ているとインフラが弱体化するスピードが速いような気がした。

 経済の急成長とともに短期間で道路インフラ整備の進んだ新興国でインフラ老朽化が目立つのを見ると、年中道路工事を行っている日本の姿は単なる予算消化には終わっていないのだなと改めて感じてしまった。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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