4つ目は「ガソリンは寒いほう(朝イチ or 深夜)が得」なのか。理屈として液体は温度が低いほど体積が小さく密度が高くなるため、同じ体積1リットルでも、冷えたガソリンのほうがエネルギー量(質量)が多い。ガソリンの体膨張率はおおむね1℃あたり0.135%とされ、これは「温度が1℃上がるごとに体積が約0.135%増える」ことを意味する。気温差10℃の場合、原理的には約1.35%分体積が変化しうることになり、試算では50リットル給油で0.6リットル程度の差になる可能性がある。
最後に「青いクルマは事故率が高い」はどうか。これは単なるオカルトではなく、色彩心理学と統計データに裏打ちされた研究結果がある。あくまでタクシーを対象とした研究ではあるが、米国科学アカデミー紀要『Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)』に掲載されたシンガポールで行われた大規模な調査によると、同じタクシー会社が運用する青い車両と黄色い車両の事故率を比較したところ、黄色いタクシーは青いタクシーに比べて、1000台あたりの月間事故件数が約6件少なかった(事故率が約9%低かった)という。