BEVに限れば中国ブランドが強いが……でもやっぱり日本メーカーが圧倒! インドネシアのジャカルタで街行く自動車を観察してみた (2/2ページ)

BYDを猛追するウーリン

 BYD以外は前述したエアEVをラインアップするウーリンのBEVもよく見かけた。エアEVはすでにブームは去っており、そのなかウーリンではエアEVの上級車種ともいえるBYDドルフィンクラスのコンパクトBEVとなるビンゴEVへ販売の主力を移行することに成功させている。ビンゴEVよりひとまわり大きいクラウドEVも、ビンゴEVほどではないものの見かけることができた。

 BYDブランドはインドネシア国内ではいまのところBEVのみとなっているが、ウーリンはBEVのほかPHEV(プラグインハイブリッド車)、HEV(ハイブリッド車)、そして純ガソリン車もラインアップしており、インドネシアではBYDと並んで中国系ブランドの代表格のような存在となっている。

 ジャカルタ市内で走っているクルマを定点観測すると、日本車ではトヨタbZ4Xをやたら見かけることができる。じつはbZ4Xはインドネシア国内での生産が始まっており、それもあって以前訪れた(2025年7月)時よりも見かけるようになったのかもしれないと考えている。さらに、相変わらずトヨタ・アルファードが街なかに溢れているのだが、それに負けないぐらいレクサスLMも走っている。7人乗り(350h)と4人乗りがあり、4人乗りには350hのほかハイパワー版の500hもあり、価格は21億ルピア(約1950万円)から33億ルピア(約3065万円)となっている。

 ジャカルタ市内で見る限りは日本車がまだまだ圧倒的に高い販売シェアを維持していることがよくわかる。それに中国車が迫っていると続けたいところであるが、インドネシアでもBEV販売は中国系ブランドに限れば車種やブランドが増えている割には足踏み状態のようにも見え、そのなかbZ4Xが目立つようになり、IIMS(インドネシア国際モーターショー)ではスズキがeビターラを発表している。

 BEVのラインアップも積極姿勢を見せ中国系ブランドに対し日系ブランドが余裕を見せているように感じている。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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