三菱「虎イトン」にスバル「家庭内アイサイト」! 2メーカーからガチで市販化してほしいほどパンチの効いた「エイプリルフールネタ」が投稿された

この記事をまとめると

■毎年いくつかの自動車メーカーがエイプリルフールネタを投稿する

■2026年は三菱とスバルがそれぞれエイプリルフールネタをXに投稿した

■過去には嘘として投稿されたものが大きな反響を呼んで実現したプロジェクトもある

「そんなわけないだろう」なメーカーのエイプリルフール

 2026年4月1日。三菱自動車とスバルから驚きのニュースが届いた。といっても、これらはもちろんエイプリルフール・ネタだが……。

三菱自動車:密林の王者「虎イトン(TORA-ITON)」

 三菱が放ったのは、新型ピックアップトラック「トライトン」をベースにした、あまりにも肉食系な1台。

\緊急告知/ #三菱自動車 から、野生を解き放つ究極の1台
新型『虎イトン(TORA-ITON)』、誕生。
牙のようなフロントグリルと、 獲物を逃さない四輪制御。まさに道なき道を征く「密林の王者」仕様です。 (三菱公式Xより)というツイートがされた。

「デリカミニ」のデリ丸。で可愛い路線を極めた三菱が、一転して「虎」をモチーフにしたトライトンを製作。ダイナミックシールドを牙に見立てたフロントフェイスと、全身虎柄のエクステリアは、ジャングルで映えるはもちろんのこと、大阪の街なかで乗っていたらおばちゃんたちから大人気になりそうだ。

 SNSでは「このラッピング、オプションで用意してくれ」といった声があがっているという。

スバル:ついに「家庭内」の平和も守る!? 『家庭内アイサイト』

 スバルからは、走行安全技術の代名詞「アイサイト」の驚くべきスピンオフ技術がツイートされた。

\安全性を突き詰めるSUBARUのアイサイトに、新機能搭載/ ▶︎【家庭内の衝突も未然に回避】 「その一言、今じゃない」 「そこは踏み込まないで」 会話中の“ヒヤリ”を予測し、衝突の前にさりげなく回避! 人とクルマ、どちらの安全も守ります。(SUBARU公式Xより)

 近年のスバルといえば「衝突回避」への執念が凄まじいが、その守備範囲はついに家庭内にも届いた。家のなかで家族同士の衝突が予測されると、きっと警告音を発して「衝突」を事前に回避してくれるのだろう。もしもこれが本当に実現したら、本家の「アイサイト」よりもヒットすることは間違いないのではないだろうか。

 実際、スバリストからは「クルマよりこっちのほうが切実に欲しい」と、共感の声が寄せられているようだ。

 今回の三菱とスバルの投稿は、明らかにエイプリルフールと分かるものであるが、近年の自動車業界におけるエイプリルフールネタは、「どうせ嘘でしょ」と笑い飛ばせないものもある。その象徴が、先日発表されたBMW M3ツーリング 24Hだ。

 じつはこのマシン、誕生のきっかけとなったのは2025年4月1日のエイプリルフール投稿だった。当時、BMW Mモータースポーツが冗談で公開した「M3ツーリングのレーシングカー」のレンダリングに対し、世界中から「作ってくれ!」という圧倒的な反響が寄せられた。

 その熱狂に背中を押されたBMWは、なんと実車を開発。M4 GT3 Evoのボディシェルをステーションワゴンに変更した、まさに「嘘から生まれた本物の怪物」として、2026年5月のニュルブルクリンク24時間レースへ参戦するというのだ。

 一見、悪ふざけに見えるエイプリルフール。しかし、近年はユーザーの期待を測るマーケティングツールとしての活用もなされているようである。もしかしたら数年後、三菱「虎イトン」やスバル「家庭内アイサイト」が「本物」として現れるかもしれない。


この記事の画像ギャラリー

新着情報