この記事をまとめると
■三菱がWEBで読み物コンテンツ「Mitsubishi Motors Stories」を運営している
■PHEV開発物語や4WD技術の進化、ものづくりの現場など多彩なテーマが揃う
■最新コンテンツは伝説のラリードライバー・増岡 浩氏が語る初代パジェロの記事だ
クルマ好きならマストチェックのコンテンツが充実
三菱自動車が運営するオウンドメディア「Mitsubishi Motors Stories」をご存じだろうか。カタログやプレスリリースとは一線を画した、いわばメーカー公式の「読み物コンテンツ」であり、クルマ好きにとっては思わず読み込んでしまう内容が揃っている。
そのテーマは多岐にわたる。軽自動車のeKシリーズ開発の舞台裏から、三菱が世界に先駆けて量産化したPHEVの誕生秘話、さらには独自の四輪制御技術「S-AWC(Super All Wheel Control)」の開発史まで、各回ごとに担当エンジニアや現場の声を交えながら丁寧に語られるスタイルが特徴だ。
なかでも注目したいのが、社外の人物とのコラボレーション企画の充実ぶりだ。モータージャーナリストの中谷明彦氏がS-AWCの歴史を紐解くシリーズや、自動車ライターの竹岡 圭さんが新型トライトンでラリーに挑戦する企画など、三菱のクルマに真剣に向き合った外部の視点が入ることで、コンテンツに奥行きが生まれている。
三菱アウトランダーと中谷明彦さん画像はこちら
ものづくりの現場に迫る記事も見応えがある。塗装職人の技と感覚を取り上げた「ものづくり編」では、最新技術と人間の五感が共存する製造現場のリアルを伝えており、日本のクルマづくりへの信頼感を改めて感じさせてくれる内容だ。
そしてこの4月に公開されたのが、「増岡 浩と振り返る歴代パジェロ」の第1弾だ。
増岡浩氏といえば、世界最過酷のモータースポーツ「ダカールラリー」で2002年・2003年と日本人初の総合2連覇を達成した伝説のドライバー。現在はチーム三菱ラリーアートの総監督として、後進の育成や開発評価にも携わっている。
この第1弾が掘り下げるのは、1982年の富士スピードウェイで増岡氏が初めて初代パジェロと出会った瞬間だ。当時最先端の競技用四駆と乗り比べて何を感じたのか、そしてその翌年から始まったダカールラリーへの挑戦がパジェロの評価をいかに変えていったのか。「速い」だけではない、「扱いやすい」という革新性がパジェロの原点にあったという視点は、普段何気なくSUVを運転しているドライバーにとっても新鮮な発見があるはずだ。
「増岡浩と振り返る歴代パジェロ」画像はこちら
四駆がまだ「プロの道具」に過ぎなかった時代に、ラリーで磨いた技術を市販車へ還元しようとした三菱の思想の物語が、現場の第一線にいた人物の口から語られるのだから、読み応えは抜群。この増岡氏×パジェロのシリーズは、第2弾以降も予定されているので、続編を楽しみに待ちたいところだ。
「Mitsubishi Motors Stories」は三菱自動車の公式WEBサイトから無料で閲覧できる。過去のアーカイブも充実しているので、時間を忘れて読みふけること請け合いだ。
Mitsubishi Motors Stories
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/stories/index.html