オデッセイの牙城を崩すことはできなかった
エクステリアのメッキパーツの多用、イプサムにない2列目キャプテンシートの設定など、イプサムより高級に仕立てられたガイアだったが、2004年8月に生産を停止、9月に販売を終了し、2代目はなかった。
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2.2〜2.3リッター直4に加え3リッターV6エンジンを用意し、足まわりにはアコード譲りの4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションを採用し、全幅1770mmの余裕ある3ナンバーのボディサイズと室内空間を備えるのみならずデザイン的にも優れたホンダの渾身作、オデッセイに敵うはずもなかったからである。
なお、ガイアと入れ替わりに発売されたミニバンは(後継車ではない)、2004年9月に登場したラウム譲りのパノラマオープンドアという切り札をもったアイシスであった(基本は5ナンバーで一部グレードは3ナンバー)。こちらは2017年まで生産された、13年間ものロングライフモデルとなっている。
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いずれにしても、1990年代後半からの「乗用ミニバンを出せば売れる!」という、オデッセイとステップワゴンが席巻した日本の第1期ミニバンブームのなかで、その存在感を発揮できなかった1台がガイアということになるだろうか。
とはいえ2000年代に入ってからのトヨタは、2001年に初代ノア&ヴォクシー、2002年に初代アルファード、2003年には5ナンバーサイズでセダンに匹敵する低重心な走りを実現する初代ウィッシュといった大ヒット作のミニバンを続々登場させた。
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トヨタのミニバンラインアップを充実させ、現在の圧倒的人気を誇るトヨタミニバンの布石をガイアも築いてきたことは間違いない事実である。