GR86の受注停止は改良モデルの前兆!? まもなく登場する新型はココが変わると予想! (2/2ページ)

日本仕様のアプライドF型登場も目前か

 パワートレインは従来どおりで、2.4リッター水平対向4気筒自然吸気エンジン(FA24型)。最高出力は228馬力、最大トルクは約249Nm。6速MTと6速ATが引き続き設定され、0-60マイル加速はMT仕様で6.1秒、AT仕様で6.6秒だ。

 なお、北米モデルではオプションのパフォーマンスパッケージも引き続き設定されており、選択すればブレンボ製ブレーキとSACHS製ダンパーが装備され、シャシーポテンシャルをさらに引き出せる。車両重量はMT仕様で約1275kgと軽量さを維持しており、アルミ製ボンネット、フロントフェンダー、ルーフパネルなどがその軽さに貢献している。

 さて、気になるのは日本のGR86の今後の動向だ。日本仕様は2025年8月に「E型」へと一部改良され、モータースポーツで得られた知見を反映し、エンジン制御やシャシー制御を中心に限界領域でのコントロール性と信頼性を高める改良が施された。同時に、鮮やかな限定色「RZ イエローリミテッド」が設定されたことも記憶に新しい。

 しかし、そのE型も2026年3月中旬から下旬にかけて、全国のトヨタディーラーで新規オーダーがストップしている。この受注停止は、次なる「アプライドF型(2026年夏の一部改良モデル)」への切り替えのための準備期間である可能性が高い。今回の北米トヨタの発表タイミングを考えると、日本仕様の「アプライドF型」の発表も間近であると考えていいだろう。

 では、日本仕様の「アプライドF型」はどのような内容になるのだろうか。これまでの傾向からして、スバルと共同開発され、群馬製作所で同一ライン生産されるGR86の年次改良内容は、グローバルでほぼ共通となっている。

 つまり、今回北米で発表された「スロットルレスポンスのリニア化」「5-4速のシフトフィール向上」「ステレオカメラの認識範囲2倍」「単眼カメラ追加による安全性強化」といった改良メニューは、そのまま日本仕様のF型にも導入される可能性が極めて高い。また、スイッチ類のキャストアイアンブラック仕上げによる内装のクオリティアップや、新色グレーの導入も大いに期待できる。

 北米でベールを脱いだ2027年モデルの進化度合いを見る限り、日本でも近いうちに発表される可能性が高い「アプライドF型」も、ファンの期待を裏切らない熱い仕上がりになっているはずだ。日本仕様の正式発表と、受注再開の瞬間を首を長くして待ちたい。


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