まったくキャラクターが異なる乗り味の2台
両者を比較してハッキリといえるのは、メーカーのアプローチがまったく異なるということだ。トライトンは「1トントラックを乗用SUVの感覚に近づけた」クルマであり、ハイラックスは「1トントラックを本格クロカンに近づけた」クルマである。
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あなたがもし、スポーティなSUVに乗り慣れていて、ダイレクトなハンドリングと街乗りでの機敏なレスポンスを求めるなら、間違いなくトライトンがハマる。一方、これまでにランドクルーザーなどのクロカン車を愛し、悪路を意に介さないタフな乗り味と独特のロール感を愛するなら、新型ハイラックスが最高の相棒になるはずだ。
そして、私自身の結論をお伝えしよう。いままで私が所有して乗ってきたクルマたちの特性や好みを踏まえると、もしノーマルのまま乗るのであれば、常にロードインフォメーションを感じ取れ、日常の中を乗用SUV感覚で走らせることができるトライトンを選ぶ。
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しかし、ピックアップトラックならではの趣味性を含めて考えると、やはりハイラックスの魅力には強く惹きつけられる。
広大な荷台にバイクやマウンテンバイクを積載できるように工夫を凝らし、エクステリアの要所にはアクセントカラーの入ったカスタムパーツを取り入れる。多彩なオフロードシーンへ繰り出せるような頼もしいアフターパーツを組み込み、自分だけの一台を作り上げる……そんな想像をしただけで、無限に夢が広がっていくのだ。
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ただ単に人と荷物を運ぶだけではない。自分らしい色んな夢を載せて走ることができる。それこそが、ピックアップトラックというカテゴリーがもつ最大の魅力であり、醍醐味なのだろう。
最後に、私自身の今後の活動についても少しだけ触れさせてほしい。 2026年のアジアクロスカントリーラリー(AXCR)では、昨年に引き続き三菱トライトンのステアリングを握り、さらなる上位を目指して戦う予定だ。そして国内に目を向ければ、ラリー北海道のステージにて、いよいよこの新型ハイラックスのラリーカーをデビューさせる。
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キャラクターこそまったく異なる2台だが、どちらもモータースポーツのベース車両としての素性は抜群だ。三菱とトヨタ、両社の誇るピックアップトラックとともに過酷なコースへ挑む日が、いまから楽しみでならない。
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