黄砂は傷の原因になるので要注意
一方、黄砂の場合は、繰り返すけれど、石英や雲母、緑泥石や石膏、方解石などの鉱物的粒子だから、やはりそのまま拭き取るのは厳禁だ。こちらもブロワーで黄砂を吹き飛ばしてから、高圧洗車機、または高圧洗浄機で細部の黄砂までしっかり洗い流してからシャンプー洗車すれば安心だ。
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ちなみに、花粉と黄砂の乾いた状態での見わけ方だが、花粉はやや粘り気があり、黄砂は黄色い色が強くザラザラしている。時期によっては両方が付着していることもある。花粉は塗装面への侵食による磨いても落ちないシミの付着、黄砂はボディ、塗装面のキズつきが主な被害ということも知っておきたい。
そして、花粉、黄砂がフロントウインドウ、ワイパーのあるリヤウインドウに付着している場合、必ず落としてから走り出すこと。というのは、途中で雨が降り出したとすると、どちらも粘着質になり、ワイパーを作動させるとその粘着質物質をワイパーが引っ張り、視界を悪化させるとともにワイパーゴム、ガラス面にも被害が及ぶことになるからだ。時間がないから帰ってきてから洗車しよう……では、とくにウインドウ面に関してはマズいのである。
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「黄砂と花粉はどっちがボディに悪い?」の答えは、どちらも悪い。花粉はシミ、黄砂はキズつきとシミだから、どちらかといえば黄砂のほうがやっかいだが、いずれにしても早急に対処、洗浄すべきということだ。被害軽減のための対策としてはガラスコーティングでボディをプロテクトしておき被害を軽減させるか、駐車中のみの対策とはなるものの、ボディカバーを利用することになるだろうか。
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最後にもうひとつ、これからの時期、出先での駐車中、日陰になるからといって、大木の下にクルマを止めるのも要注意だ。梅雨から夏の時期には、マツ、スギ、サクラ、ヤナギ、ブナなどの木から樹液が落ち(細かい粒粒)、とくに針葉樹系の樹液は粘度が高く、ベトベトして固まりやすいため、酸化反応で塗装を傷め、それをそのまま落とそうとすると塗装をキズつけてしまうリスクがあるのだ。
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こちらは水では落ちず、70〜80度のお湯、または専用クリーナーで落とすしかない。そんな被害、面倒を避けるためにも、とくに夏の時期の木の下の駐車は避けるべきである。