ついにはニュルFF最速記録まで樹立した「VWゴルフGTI」! 時代時代のクルマ好きを魅了した歴代モデルを振り返る【後編】 (2/2ページ)

300馬力オーバーのハイパフォーマンスモデルも登場

7代目(2013年デビュー)

 新開発のモジュールプラットフォームアーキテクチャのMQBプラットフォームを採用した7代目モデルは、大幅な軽量化を実現しつつ、高剛性も両立したことで基本性能が大幅に高められていた。

 日本仕様のGTIは220馬力を発生させる2リッター直噴ターボエンジンと6速DSGの組み合わせのみが用意され、エンジンにはGTIとしては初めてブルーモーションテクノロジーを採用したことで、15.9km/Lという更なる低燃費を実現していた。

 その後、2014年9月には+10馬力で230馬力を発生する限定モデルのGTIパフォーマンスを追加し、2015年6月には要望の多かった6速MTモデルが追加されている。

 2016年にはオーバーブースト時に290馬力を発生させるGTIクラブスポーツが登場したほか、本国では翌年に310馬力を発生させるGTIクラブスポーツSが登場し、ニュルブルクリンク北コースで当時の前輪駆動車最速記録を叩き出している。

 さらにモデル末期の2019年にはワールドツーリングカーカップに参戦するモデルのストリートバージョンとなるGTI TCRが日本では600台限定で登場。このモデルでは最高出力が290馬力に高められたほか、ベースのGTIよりも1段多い、7速DSGが搭載されていた。

8代目(2020年デビュー)

 現行モデルとなる8代目は2020年にデビュー。ベースとなるゴルフが新世代のインフォテイメントシステムを搭載し、コネクティッド化がなされたことでGTIもデジタル化が大きく進んでいる。

 搭載される2リッター直噴ターボエンジンは245馬力を発生し、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックを標準装備するとともに、電子制御式デファレンシャルロックであるXDSと電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックを統合制御することが可能なビークルダイナミクスマネージャーを採用したことで、俊敏なハンドリングと高いスタビリティを実現。

 2025年1月にはマイナーチェンジモデルが登場し、インフォテイメントシステムが更なる進化を果たしたほか、GTIのエンジンは+20馬力の265馬力を発生する高性能化もなされている。

 このように、ゴルフGTIは世代を追うごとに着々と進化を続けており、FF界屈指のハイパフォーマンスカーとして、世界中で愛されているのだ。


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小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
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好きな有名人
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