この記事をまとめると ■ゴルフ GTIの誕生50周年を記念して「GTI FAN FEST 2026」が開催された
■現行モデルの8代目に至るまでさまざまなモデルが展開されてきた
■世代を重ねるごとに進化を続けニュルブルクリンクでFF最速の記録も樹立している
ゴルフGTIはFFスポーツの金字塔 1976年に初代モデルが登場して以来、ホットハッチの代表的な車種として、多くのユーザーはもちろん、ほかの自動車メーカーからもベンチマークとして注目され続けているフォルクスワーゲン ゴルフGTI。そのゴルフGTIが今年で生誕50周年となるということで、それを記念して6月にフォルクスワーゲン豊橋本社にて、「GTI FAN FEST 2026」が開催された。
「GTI FAN FEST 2026」の様子 画像はこちら
このタイミングに、せっかくなので歴代ゴルフGTIがどんなモデルだったのかを、前編後編にわけて、会場にいたクルマたちとともに振り返ってみたい。今回はその後編として、5代目から最新の8代目までを紹介する。前編はこちら よりご覧あれ。
5代目(2004年デビュー) 先代モデルでは色々と新たな試みに挑戦したゴルフGTIだったが、5代目モデルは原点回帰をキーワードに、エクステリアではハニカムグリルや赤いラインが復活し、インテリアでもチェック柄のシート表皮が与えられるなど、初代モデルを意識したものとなっていた。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(5代目/ピレリ) 画像はこちら
パワートレインは2リッターのターボエンジンとなり、最高出力は200馬力を達成。組み合わされるトランスミッションは6速MTのほか、デュアルクラッチトランスミッションのDSGが用意されたのも、この世代におけるトピックだった。
日本でも販売された特別モデルとしては、ワンメイクレース用のベース車として、ロールケージや専用のブレーキなどを標準装備としたGTIカップカーや、イタリアのタイヤメーカーであるピレリとのコラボモデルであるGTIピレリなどが登場。GTIピレリはチューニングもなされて最高出力は230馬力まで高められていた。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(5代目/ピレリ) 画像はこちら
6代目(2009年デビュー) 「自動車史上に誇る特別なクルマ」を目標に更なる洗練とスポーツ性能の向上を追求した6代目モデルは、FIドライバーとしても知られる、ハンス=ヨアヒム・シュトゥックがチューニングを担当し、非常に高いハンドリング性能を実現。
搭載されるエンジンは新設計となる2リッターの直噴ターボエンジンのTSIエンジンで、最高出力は210馬力を達成し、トランスミッションは先代と同じく6速MTと6速DSGを設定。エンジンが新しくなったことで燃費性能も向上し、これまでのGTIモデルのなかでもっとも低燃費となっていた。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(6代目) 画像はこちら
また電子制御式デファレンシャルロック「XDS」も採用し、高いトラクション性能とコーナリング性能を両立させていたのも大きな特徴だった。
2011年にはゴルフGTI35周年を記念したEdition35が登場し(日本では350台限定)、最高出力は235馬力まで高められていた。また翌年にはオープンエアモータリングを楽しめるゴルフカブリオレにもGTIが設定(日本正規未導入)されたのも史上初となっている。今回の「GTI FAN FEST 2026」には、この貴重なレア車で参加しているオーナーも見かけた。