狭いコースに翻弄された一戦に 土曜の昼に予選がおこなわれます。木曜・金曜も暑くてその気温や路面温度に合わせてタイヤの空気圧をセットしていました。土曜日も暑かったので空気圧などは適正だったと思われますが、ドライバー3人が揃って「路面が昨日までと全然違った。狙ったとおりの走りができなかった」というほど変化をしていました。そのため、奥本10位、井口11位、久保13位と揃って中団に位置しました。出走28台中26台が1秒以内に並ぶというハイレベルな予選でした。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦十勝大会に参戦するTeam Takutyの様子 画像はこちら
十勝スピードウェイは全面的にフラットで高低差もほぼないコースです。ストレートを直角に近いコーナーで結ぶレイアウトになっており、全長3405mとコース長が短いため、決勝は14周でレースがおこなわれます。
いざ決勝の日曜日。土曜の夕方から大雨が降り、コースのラバーは綺麗さっぱり洗い流されています。日曜は晴れるという天気予報でしたが、午前中は厚い雲に覆われ霧雨が降る状況でした。午前中のクラブマンシリーズは霧雨とハーフウェット路面でおこなわれました。その後天候が回復しプロフェッショナルシリーズがおこなわれる12時過ぎには路面も乾き、ドライでの戦いとなります。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦十勝大会に参戦するTeam Takutyの87号車 画像はこちら
スタート周回で奥本が順位を下げてしまいますが、井口・久保は順調に前方を追い上げていきます。レース中盤から久保の調子が上がり始め、ぐいぐい順位を上げていき、8位まで上がります。
十勝スピードウェイはコース幅がありそうに見えて、じつはそれほど追い抜くのが簡単ではないコースです。そのためライバルの僅かなミスをついてうまくかわしていく必要があります。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦十勝大会に参戦するTeam Takutyの88号車 画像はこちら
久保はそのまま走り切り8位でチェッカーを受けましたが、残念ながらその後ペナルティが出され16位という結果になりました。井口は確実にポジションを上げたのち、久保が順位を下げたことで最終的には8位。奥本は12位でチェッカーを受けました。
チーム代表として井口選手は、「決勝では奥本選手がポジションを下げてしまいましたが、久保選手のペースがよかったので道を切り開いてもらい、自分もあとに続いていった感じです。十勝は追い抜くのが難しいコースなので、なかなか厳しい戦いだったと思います。それでもチームとしてやっとポイントを獲得できましたし、次の富士に向けて繋げられるようなレースだったと思います」と語ります。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦十勝大会に参戦するTeam Takutyの井口選手 画像はこちら
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupは全7戦で戦われ、この十勝大会で後半戦へ折り返しです。次戦は9月5日〜6日に富士スピードウェイで開催されます。東京スバルや千葉スバルでは応援ツアーが開催されるようですので、多くのファンの前でどのようなレースがおこなわれるのか期待したいと思います。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦十勝大会の様子 画像はこちら