こんなエンジンフィールはこれまでのマツダにはない
今回、MSpRロードスターの説明をしに来てくれたのは、ピスちゃんことDJのピストン西沢さん。このクルマのアンバサダーを務める12Rのオーナーだ。
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まずはエンジン。12Rは、内部パーツからECUまでちゃんとやってあるな、って印象だったよ。
ピストン西沢:12Rって名前は、S耐の12号車に由来してて、低抵抗仕様のピストンやピストンリング、吸気ポート研磨はS耐マシンと同様だし、ハイカムやバンテージを巻いた4-1エキマニ、軽量フライホイールも採用してます。自分で全部やったら、かなりの金額ですよ。
しかも、そのチューニングエンジンが、メーカーの保証付きで手に入るって安心感もあるしね。
ピストン西沢:マツダファンは怒るかもしれないけど、こんなフィーリングいいエンジン、そうそうなかったぞというくらいの仕上がりですね。
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ようやくマツダが本気になってくれたな、って思う。
ピストン西沢:これまでもニュルやS耐でロードスターを走らせて、そこでの発見を市販車にフィードバックしてきたんだけど、もっと根本的な見直しを、MSpRを立ち上げた人たちが頑張ったんですよ。
ちゃんとサーキットやレースで乗ってる人が作ってるんだなって、ちゃんと感じられたよ。
ピストン西沢:ブレーキ踏んだだけでわかっちゃいますよね。
NDロードスターは軽さとボディ剛性、そして四輪がちゃんと接地する足のセッティングがいいよね。NAはイジリがいのあるクルマだったけど、NDはフツーのドライバーなら手を入れなくてもいいくらいに進化してる。さらに今回の2リッターモデルは、パワーとトルクが上がって不安要素がなくなってる。どんどん進化してるね。
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ピストン西沢:基礎が同じとは思えないくらいシャシーは進化してて、そこに昔ながらの典型的なスポーツチューニングエンジンが積まれて、独特な世界観を生んでません?
そこは、ロードスターに一貫している世界観だよね。芯がある。
ピストン西沢:ブレーキもいいですよね。
峠やミニサーキットで、コーナーを楽しめる仕上がりだよね。
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ピストン西沢:空力パーツも、そういうところに合ってそうなサイズですし。
メーカー製らしく、全体のバランスがよかった。MSpRはブランド化して、ほかのモデルにも広げていくと面白そうだね。
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※本記事は雑誌「CARトップ2026年5月号」の記事を再構成して掲載しています