この記事をまとめると
■日本は自動車メーカーもチューニングパーツメーカーも多い国だ
■トラストはチューニングパーツ界でも大手メーカーとして人気が高い
■新商品として毛抜きのような変わったツールを新展開した
チューニングメーカーが毛抜きを出してきた!?
日本は自動車大国といわれている。たしかに、トヨタを筆頭にホンダや日産、マツダにスバルに三菱、スズキにダイハツ……商用車メーカーなども入れたらその数は10を超える。しかもどのブランドも世界規模であり、日本車は世界各国で高い評価を得ている。太平洋に浮かぶ島国がこれほどの規模の世界的自動車メーカーを抱えていると考えれば、そりゃ大国といわれてもなんら不思議ではない。
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一方で日本という国は、クルマのチューニング大国でもある。これだけ自動車に強い国であるから、それをカスタムする文化が活発になるのも自然な流れだ。HKSやブリッツ、そしてトラストなど、世界的に有名かつ人気なこれらチューニングメーカーも日本発だ。北米や東南アジアでは日本のチューニングブランドは絶大な人気を誇り、「JDM」なんて呼ばれる文化の中心に日本のチューニングメーカーはいる。東京オートサロンや大阪オートメッセでもこれらのメーカーのブースが外国人観光客を中心に大盛況な様子を見れば、納得いただけるはずだ。
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と、日本の自動車文化の現状をざっくりまとめたわけだが、今回紹介するのはそんなチューニングメーカーが先日販売したばかりだという謎商品だ。
その謎商品をリリースしたのは、GReddyブランドでお馴染みのトラスト。トラストといえば、ハードチューニング向けのタービンキットから、エキゾーストやエアクリーナーといった吸排気パーツ、さらにはシフトノブやステアリングなど、クルマ1台まるっとコーディネートできるパーツを多数展開する、日本を代表する老舗中の老舗、まさにチューニング文化のど真ん中に位置するチューニングパーツブランド。
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そんなトラストは、ステッカーやアパレルといった小物も多数展開しているわけだが、先日発表したパーツは、なんと毛抜き、もしくはピンセットのような「なにに使うの?」感全開の謎アイテム。ヘルスケア用品メーカーであったり、手芸、もしくは工具ブランドならまだわかるのだが、出どころはあのトラストである。
「配線作業か内装系の作業にでも使うのか?」と筆者は思ったわけだが、答えを聞いて納得。なんとこれ、ラジエターの潰れたフィンを修正するツールなのだ! 世の中にはいろいろなツールがあるわけだが、それにしてもこれはあまりにもニッチすぎる。商品名は「GReddy フィンメンテナンスツール」だ。”GReddy”とつくだけで強そうに感じるのは筆者だけではないはずだ(!?)。トラストでは、「ステンレス製でGReddyロゴが入った、各種熱交換器のフィン修正専用ツールです」と謳っている。”フィン修正専用ツール”とはなかなか見ない単語だ。
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クルマの前面についているラジエターやインタークーラー、オイルクーラーは走行中に石などが当たるのでどうしても潰れてしまう。とくに社外品ではアルミという、冷却効果が高く軽量な素材を用いているので曲がりやすい。実際問題、曲がっていてもそれほど大きなデメリットはないのだが、あまりにも潰れていると風が通り抜けず、冷却効果が落ちることもある。とはいえ、街乗り+α程度のクルマであればそれでも問題ないが、ハードチューニングしたクルマなどでは気をつけたい。また、インタークーラーやラジエーターにはブランド名が塗装されていることもあるので、潰れた場所が多いと見栄えが悪く格好悪いことも。
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なので、それを修正してやるのが、この「GReddy フィンメンテナンスツール」というわけだ。使い方は簡単で、ただ潰れたフィンをツールの先端でつまんで起こすだけ。潰れた場所をただひたすら起こすだけなので、作業時間や労力はその人次第。どこまでやるか(直すか)もその人次第。
マイナスドライバーやペンチ、ノミなんかを使って直す人も少なくないが、トラストからピンポイントでこのような商品が出てくるのはユニークだ。ちなみに同社では、「各種熱交換器のフィンメンテナンスに使用可能」と書いてあるので、家庭用エアコンなんかの修理(メンテナンス)などにも使えそうだ。SNS上では「毛抜きに使いたい!」なんて声も見受けられるが、それは自己責任で(そもそも使えるのか!?)。
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「どうせトラストの名前がついてるから高いんでしょ?」と思うかもしれないが、価格もお手ごろでなんと税込550円。DIY派はもちろん、ファンでもなんとなく1本持っておいてもいいかもしれない。
次はどんな面白アイテムが出てくるのか、トラストの商品展開に注目だ。