普段気にしない場所に汚れがビッシリ!
●3位:シート座面の付け根部分
座面とシートバック(背もたれ)が接するくぼみは、毎日座るたびに体重で押し込まれるため、食べかす・皮脂・衣類の繊維くずが、奥へ奥へと蓄積されていきます。指が届きにくい構造上、掃除があと回しになりやすく、気づけば汚れが固まっているというケースも少なくありません。そのまま放置すると湿気を含んで、臭いの発生源になることもあります。とくに運転席のシートは、見た目から想像がつかないほど汚れが付着しているので要注意です。
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◎掃除方法について
まず掃除機の細口ノズルを、付け根の奥に向けて吸引します。これだけで大部分のゴミは取れます。次に豚毛ブラシやシートブラシで、奥に詰まった繊維くずをかき出しながら、再度掃除機をかけます。布製シートで汚れがしっかり染みついてしまっている場合は、シート専用クリーナーフォームを使うと効果的です。スプレーして数分置いてから、ブラシでなじませてタオルで吸い取ります。革シートの場合は、付け根のステッチ部分に汚れが溜まりやすいため、毛先の柔らかい細いブラシなどで、ていねいに作業してください。
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●2位:運転席&助手席シートとサイドシルのすき間
シートとドアのサイドシルの間にできるすき間は、砂や泥、食べかす、小銭などが吸い込まれていく、文字どおり「ゴミのブラックホール」です。目に入りにくい場所なだけに、久しぶりに覗いてみると、想像以上のものが溜まっていて驚くことになります。放置すると湿気も溜まりやすく、カビや臭いの原因にもなります。
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◎掃除方法について
まずシートを最前方まで目いっぱいスライドさせ、すき間を最大限に広げましょう。掃除機の細口ノズル(すき間用アタッチメント)は100円ショップでも入手可能です。これを使って大きなゴミと砂を吸い取ります。そのあと、古い歯ブラシや細いブラシで、溝の奥に入り込んだゴミをかき出してから、再度掃除機で仕上げます。最後に固く絞ったマイクロファイバークロスで拭けば終了です。今後の予防策として、市販の「シートすき間カバー」を装着すれば、ゴミが落ちにくくなります。
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●1位:窓ガラスの内側(とくにフロントガラス)
クルマのなかでもっとも「汚れているのに気づきにくい場所」の代表格が、窓ガラスの内側(とくにフロントガラス)です。外側の汚れはすぐ目に入りますが、内側はじわじわと白くくもっていくため、気づいたときには視界がかなり悪化して、「ギラギラ」している状況になりがちです。汚れの正体は、シートやダッシュボードから揮発する可塑剤(プラスチックを柔らかくするための成分)、タバコのヤニ、乗員の呼気に含まれる水蒸気や、手や顔から付着する皮脂です。とくに新車から数年間は、インパネや内装素材から揮発成分が多く出るため、内側が汚れやすくなっています。夜間に対向車のライトが妙に眩しく感じたら、それがガラスの内側が汚れているサインです。
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◎掃除方法について
市販のガラスクリーナーとマイクロファイバークロスを2枚用意します。1枚目にクリーナーをスプレーして、汚れを浮かせながら拭き、2枚目の乾いたクロスで拭き上げる「2枚使い」が仕上がりの差を生みます。拭く方向は縦横交互にすると拭きムラが防げます。油性の汚れが強い場合は、薄めた中性洗剤で一次拭きをしてから、クリーナーで仕上げると効果的です。フロントガラスは奥まっていて腕が届きにくいため、柄の長いガラスクリーナーツールを1本持っておくと重宝します。
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●まとめ:理想的な清掃頻度とは?
クルマのなかの清掃は「汚れが目立ってからやる」というあとでの対応より、「汚れが定着する前に取り除く」習慣を持つことが、結果的に手間とコストを抑えることにつながります。
理想的な頻度の目安としては、「フロアマット・シートまわり・すき間のゴミ取りは2週間に1回」、「ガラス内側の拭き上げは1カ月に1回」のペースで清掃できれば理想です。それほど汚れていないうちに対処すれば、1回あたりの作業は10〜15分程度で済みます。放置すればするほど汚れは固着し、落とすための手間と時間は倍増します。
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洗車のついでにクルマのなかもさっと確認するという流れを習慣にしてしまうのが、もっとも続けやすいやり方です。きれいなクルマのなかは、毎日のドライブを気もちよくしてくれるだけでなく、愛車の価値を長く守ることにもつながります。