2026年の全日本ラリー選手権には、さまざまなマシンが登場。オープンクラスを含めると車種バリエーションが多彩であり、ユニークなマシンがデビューを飾っているのだが、そのなかで注目を集めている1台が、TOYOTA INDUSTRIES Racing TeamがJN-Xクラスに投入している「TRT DL RAV4 PHEV GR SPORT」だといえるだろう。
同モデルは文字どおり、新型トヨタRAV4 PHEV GR SPORTをベースに開発されたマシンで、同チームはそれまで投入していた旧型のRAV4 PHEVから、第4戦「久万高原ラリー」で同モデルにスイッチ。天野智之選手/井上裕紀子選手がデビューウインウィンを獲得したほか、そのあとも高速グラベル戦でおなじみの第6戦「ラリー北海道」、13年ぶりの開催となった第7戦「ラリー福島伊達」、今年で53回目の開催を数える第8戦「ラリーハイランドマスターズ」と、勝利を重ねてきた。
旧型モデルで開幕3連勝を果たしていたこともあって、天野選手は最終戦を待たずしてドライバー部門、井上選手はコ・ドライバー部門でチャンピオンを獲得。まさにTRT DL RAV4 PHEV GR SPORTはタイトル獲得の原動力となっているのだが、果たしてRAV4 PHEV GR SPORTはどのようなマシンなのだろうか?