絶妙なサイズ感は日本にピッタリ <スマホ感覚の操作と、実直なスペック> 室内で目を引くのは、12.9インチまたは14.6インチのディスプレイをもち、スマートフォンのような操作感をうたう「Pleos Connect」だ。Apple CarPlayおよびAndroid Autoを搭載し、OTA(Over The Air)機能でインターネット経由のソフトウェア・アップデートやアプリのダウンロードも可能だ。スマートフォンで解錠できる「Digital Key 2」や、最大3.6kWの電力を外部供給できるV2L(Vehicle to Load)にも対応する。
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安全面では、標準で7個のエアバッグ、高速道路での運転支援HDA2(Highway Driving Assist 2)も用意する。車線維持支援やブラインドスポット衝突回避支援、リモートパーキングなどの機能も備えている。必要な機能は、ほぼ搭載されているといってもよいだろう。
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走りの中身は実直だ。駆動は前輪駆動(FF)で、バッテリーはスタンダードレンジ42.2kWhとロングレンジ61kWhの2種類。WLTP(Worldwide Harmonized Light Vehicles Test Procedure)の航続距離は、最大344kmと最大497kmである(独ヒョンデの発表値)。充電時間は、350kW級の急速充電器で10%から80%まで約29分とされる。
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<日本に入ってきたら合うのだろうか> まず、前提を整理してみよう。現時点では、IONIQ 3の日本導入は発表されていない。ヒョンデ日本WebページでのBEVラインアップは、INSTER、IONIQ 5、KONAなどだ。
では、仮に導入されたらどうか。リーフの全長4360mm×全幅1810mm×全高1550mmに対し、IONIQ 3は全長が205mm短く、全幅は10mm小さい。注目したいのは全高1505mm(N Lineは1510mm)だ。日本の機械式駐車場には、全高1550mm以下を条件とする場所が少なくない。
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その場合、リーフの標準車は1550mmで上限ちょうど、プロパイロット2.0装着車は1565mmになり、この条件の駐車場には入らない。一方、IONIQ 3は標準で1505mmと、1550mm条件なら収まる。駐車場の選択肢は、リーフよりは広くなる。
充電面では、ヒョンデ日本がIONIQ 5で日本のCHAdeMO規格に対応した実績をもつ。IONIQ 3の日本仕様は未発表だが、販売するなら対応は確実だろう。価格も未発表。ちなみにリーフB5 Sは438万9000円(税込)からだ。独ヒョンデは、現地価格を2万8950ユーロ(2026年10月28日のレートで約509万円)からと発表したが、日本価格の目安にはならない。
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日本に導入するなら、前述のCHAdeMOへの対応のほか、右ハンドル仕様の用意、国内保安基準への適合など、日本仕様への変更が必要になり、また為替の影響もあり、欧州の価格のまま売られるとは限らないからだ。
総括すると、IONIQ 3は日本の道や駐車場とも相性がよさそうだが、本当に扱いやすいかどうかは、国内向けの価格や装備が出て初めて評価できる。続報を待つ間に、ご自宅の駐車スペースの全長・全幅・全高を測り、次のEVの候補に入るかを想像してみてはいかがだろうか。