この記事をまとめると ■メルセデスAMGがGT 63ベースに映画「F1/エフワン」と連動した特別仕様車を発表
■ 世界52台限定のうち日本割り当ては3台
■ 専用カラーや装備満載のコレクターズ仕様で価格は税込4535万円
映画「F1/エフワン」劇中の架空チーム仕様 メルセデス・ベンツは、メルセデスAMG が制作チームをサポートした映画『F1/エフワン』の公開を記念し、特別仕様車「メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ APXGPエディション」を発表した。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、同モデルの商談優先権の申し込み受付を6月26日より開始した。日本国内での販売台数は限定3台で、価格は税込4535万円。申込みが販売台数を超えた場合は抽選により販売が行われる。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ APXGPエディションのフロントスタイリング 画像はこちら
映画『F1/エフワン』は、ブラッド・ピット主演によるレースアクション映画であり、実際のF1開催週末に世界各地のサーキットで撮影が行われた、本格的なレース描写と登場人物のドラマ、力強いストーリー展開が魅力の作品である。
制作にあたっては、メルセデスAMGがApple Original Filmsおよびワーナー・ブラザース・ピクチャーズと提携し、F1チームのノウハウやAMGモデルの提供などを通じて全面的に支援した。作中にはSL、Gクラス、GTなどのメルセデス車が登場するほか、実際のFIA F1レースで使用されているセーフティカーやメディカルカーも撮影に使用された。
劇中のF1マシンとメルセデスAMG GT 63 4MATIC+ APXGPエディション 画像はこちら
GT 63 APXGPエディションは、映画に登場する架空のF1チーム「APX GP(エイペックス ジーピー)」のマシンをモチーフとした特別仕様車であり、ベース車両はメルセデスAMG GT 63 4MATIC+クーペである。世界限定52台のうち、日本では3台が販売される。
特別なAPXGPエディションカラーを施したボディには、ラジエーターグリル、チェッカーフラッグデザインのフロントフェンダー、サイドスカート、リヤエプロン、リヤディフューザーに至るまで、レースゴールドのアクセントが随所に配されている。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ APXGPエディションのリヤスタイリング 画像はこちら
ホイールにはマットカラーのレースゴールド仕上げの21インチAMG鍛造アルミホイールを採用し、ブラックのブレーキキャリパーとのコントラストが際立つ仕様となっている。インテリアも、ナッパレザーとマイクロカット素材を組み合わせたブラックのAMGパフォーマンスシートやステアリングホイールに、ゴールドのアクセントステッチが丁寧にあしらわれ、スポーティかつ高級感ある空間を演出している。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ APXGPエディションのインテリア 画像はこちら
さらに、MANUFAKTURイルミネーテッドステップカバーには「AMG」のロゴが、AMGフロアマットにはレースゴールドの「APXGP」ロゴ刺繍入りのレザーパーツが配され、センターコンソールには「Limited Edition 1 of 52」と刻まれたバッジが装着されることで、本モデルの希少性を強調している。
メルセデスAMG GT 63 4MATIC+ APXGPエディションのスカッフプレート 画像はこちら
メルセデスAMG GT 63 APXGPエディションは、映画とリアルが融合した特別な1台として、ファンの心を刺激するコレクターズアイテムとも呼べるモデルだろう。