この記事をまとめると
■レクサスは「IS」の新型モデルを2025年9月9日に世界初公開した
■今回公開されたモデルでは「IS300h」と「IS350」の2種類を設定した
■「熟成」を開発のキーワードとして走りとデザインにさらに磨きをかけた
アグレッシブでスポーティな世界観を演出するデザインの進化
レクサスは、9月9日に「IS」の新型モデル(プロトタイプ)を世界初公開した。2026年初頭より、順次各地域での発売を予定している。今回公開されたモデルでは「IS300h」と「IS350」の2種類を設定。「熟成」を開発のキーワードとして、これまでISが追求してきたコンセプト、「ドライバーがクルマと対話できる気持ちいい走り」と「アグレッシブでスポーティなデザイン」にさらに磨きがかけられている。
レクサスIS(プロトタイプ)のフロントスタイリング画像はこちら
走りにおいては、電動パワーステアリング(EPS)の改良により、快適な操舵フィールを徹底的に追求。また、リニアソレノイド式AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)の採用により、クルマの挙動の安定化と路面からのショック軽減を高次元で両立し、さらなる気持ち良い運転感覚を実現しているのも特徴だ。
リニアソレノイド式AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)画像はこちら
エクステリアでは、ローアンドワイドなスタンスをさらに強め、力強く精悍なデザインのフロントスタイリングへと一新。そのなかでも「F SPORT」には、エアロダイナミクスを強化した新たなデザインのリヤスポイラーを採用。
足まわりには、軽快な走りを予感させる新デザインの19インチ軽量アルミホイールを設定した。また、ボディカラーはニュートリノグレーを新たに加えた計8色が用意されている。
レクサスIS(プロトタイプ)のリヤスタイリング画像はこちら
インテリアでは、ドライビングに集中できる、機能面を考慮した意匠となっている。センターディスプレイと運転席正面の液晶メーターは、「Tazuna Concept」の考え方に基づき、画面の大型化とシンプルでわかりやすい画面表示により、運転者の視界に配慮された視認性と操作性の高い運転環境が提供されるという。
視認・操作性の高い運転環境を提供しているセンターディスプレイと運転席正面の液晶メーター画像はこちら
さらに、「Bamboo CMF Concept」の概念に基づき、新規開発されたオーナメントパネルの「Forged bamboo」が採用されたのもインテリアの特徴で、竹繊維の印象的な陰影によって力強い躍動感とスポーティさが演出される。そのほか、インテリアカラーについては、太陽を覆う紅炎がモチーフの「PROMINECE(プロミネンス)」を設定し、アグレッシブでスポーティな印象を目指している。
先進技術面では、予防安全技術「Lexus Safety System+」の改良や、高度運転支援技術「アドバンスド・ドライブ」の搭載により、快適なドライブをサポートする。
予防安全技術「Lexus Safety System+」画像はこちら
今回の「熟成」テーマとした新型モデル発表により、走りやデザインだけでなく安全面などのあらゆる面においてさらにモデルとして「深化」していくことが提示されたレクサスIS。2026年初頭の販売開始予定以降、自らの手でステアリングを握ることになったドライバーは、その深化を全身で感じて、満足感と歓びを得られるだろう。