この記事をまとめると ■東京オートサロン2026のホンダブースにて「HRCプレリュードGT」が公開された
■すでにプロトタイプがスポーツランドSUGOでテスト走行をしている
■チームの刷新などをして2026年のチャンピオンを目指して出走する予定だ
新マシンで王座奪還へ! ホンダは、2026年1月9〜11日に開催された「東京オートサロン2026」において、数々の新型車を披露しました。発表の場となった1月9日のプレスデイにおいて、ステージの中央に展示されたのが2026年シーズンにデビューする新型レース車両「HRCプレリュードGT」です。
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ホンダは、東京オートサロン2026におけるブースのコンセプトを「Honda Sports DNA」と掲げ、コンセプトカーやレース車両を多く展示しました。ホンダとHRCは、2026年シーズンからSUPER GTのGT500クラスへ「HRCプレリュードGT」を投入することを発表していますが、今回はHRCのコーポレートカラーであるトリコロール仕様となって一般に初披露されました。
HRCプレリュードGTは、2025年に発売した新型プレリュードをベースに、HRCがGT500クラス参戦車両として開発したレーシングマシン。といっても中身は純然なレース専用車両で、エンジンはレース専用のHR-420E型2リッター4気筒ターボをフロントミッドに縦置き搭載。駆動力はプロペラシャフトを介して後輪に伝えられるFRレイアウトを採用しており、市販モデルのプレリュードと機械的な共通項はほとんどありません。
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SUPER GTのGT500クラスはホンダ、トヨタ、日産の3メーカーで争われており、このGT500車両の基本となるコクピットまわりのモノコックについては、3メーカーとも共通のものを使用することがレギュレーションで定められています。駆動方式もFRに統一されており、ボディまわりではベース車両のデザインが大きく影響するルーフラインやフロントスポイラー(スプリッター)、リヤウィング、ディフューザーといったエアロパーツが専用に開発されています。
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これまでホンダは、国内最高峰のモータースポーツであるSUPER GTのGT500クラスにNSX-GTやシビック タイプR-GTを投入してきました。2024年シーズンに投入されたシビック タイプR-GTは、初の5ドア・ハッチバックとして注目を集めましたが、残念ながらシリーズチャンピオンを勝ち取ることはできず、わずか2シーズンで後継車両であるHRCプレリュードGTに交代することとなります。
すでに2025年秋にプレリュードGTのプロトタイプが宮城県・スポーツランドSUGOで初公開され、走行テストを実施したドライバーからは、晴天はもちろんウェットコンディションの状況下でも安定した走りが印象的だったとのコメントも聞かれ、どんな天候でも速さを見せる実戦向きの性格であると思われます。
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