年次改良でGRヤリスがまたも魅力マシマシ! 26式は「ステアリング」と「足まわり」が違う (1/2ページ)

この記事をまとめると

■トヨタがGRヤリスの改良モデル「26式」を発表し4月6日より発売する

■新開発GRステアリングやEPS設定変更など操作性を中心に改良

■一部グレードでは新タイヤ採用や装備の見直しで実用性と走行性能を向上させている

モータースポーツの知見を反映した進化は止まらない

 TOYOTA GAZOO Racingは3月13日、GRヤリスの一部改良モデル「26式GRヤリス」を発表した。発表と同時に全国のトヨタ車両販売店で注文受付を開始し、4月6日より発売する。

 GRヤリスは、トヨタが「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」という理念のもとで開発したモデルだ。2020年の初代「20式GRヤリス」発売以降も、WRCやニュルブルクリンク24時間レースといった極限の環境でクルマを鍛え続けてきた。今回の26式も、そうしたモータースポーツ参戦で得た知見を市販車にフィードバックする形で改良が施されている。トヨタは「多様なドライバーとともに、GRヤリスを継続して進化させていく」としており、単発の改良ではなく、継続的な進化の一環という位置づけとなる。

 26式での主な変更点は4つある。新開発のGRステアリング、電動パワーステアリング(EPS)の設定変更、一部グレードへのハイパフォーマンスタイヤ採用、そしてメーカーオプションの仕様変更だ。

 新開発のGRステアリングは、プロドライバーとともに作り込まれた。モータースポーツでは、大舵角でももち替えなしでステアリング操作を行う場面がある。従来のステアリングでは、スイッチに触れないよう配慮が必要で、「手のひらを理想的な位置に置けない」という声があった。開発では、粘土で形作った試作品を車両に装着してサーキットへもち込み、プロドライバーと繰り返し評価を実施したという。その結果、操舵レスポンス向上のための小径化と、コーナリング時の押し操作で手のひらにフィットする左右グリップ形状が採用された。

 また、ステアリングスイッチは、それぞれを独立させた配置にすることで操作性を向上させている。スイッチ外周にリング状のイルミネーションを配置し、夜間の視認性も高めた。細かい点だが、モータースポーツの現場で得た実用的な改良といえる。


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