この記事をまとめると
■2025年は25年ぶりにプレリュードが復活して話題となった
■先代モデルにあたる5代目プレリュードの中古車価格が上がっている
■ネオクラシックカーブームのほかNAのVTECエンジンをMTで操れる点が見直されている
便乗なのか? 5代目プレリュードの中古車価格が上昇中
2025年9月におよそ25年振りの復活を遂げた、ホンダのスペシャリティカーであるプレリュード。25年という時間の流れから、6代目となる新型はハイブリッド車に生まれ変わってはいるものの、優雅なスポーツスペシャリティーモデルというコンセプトは変わることなく継承されている。
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そんな現行プレリュードのひとつ前の5代目モデルは1996年11月から2000年秋まで生産が続けられていたが、当時はスペシャリティクーペ需要も冷え込んでいた時代ということもあり、日本での販売台数はたった1.5万台ほどに留まっていた。
これはもっとも売れた3代目モデルの約17.5万台の10分の1以下となり、どれだけ厳しい時代だったかを伺い知ることができるものといえるだろう。
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しかし、ここ最近は5代目プレリュードの中古車相場が上昇の一途を辿っており、今になって最高値をマークしているという。果たしてなにがあったのだろうか。
ちなみに執筆時点で中古車情報サイトをチェックしてみると、5代目プレリュードの中古車は最安値が総額118万円、最高値が330万円(価格応談が2台)となっており、すでに100万円以下で買える車両は存在しなくなっている。
5代目プレリュードの新車時価格は168万3000円~249万3000円(1998年9月時の価格)となっているから、全部ではないが、一部はすでに新車価格を超えるプライスタグが付けられるようになっているのだ。
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その理由としては、まず終売から20年以上が経過して、ネオクラシックカーとして需要が高まってきたことが挙げられるだろう。とくに新型が登場したとはいえ、近年の国産車にはない2ドアクーペのスペシャリティカーというのは、魅力的に映る若い層もいることだろう。
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そしてもうひとつは、NAの高回転型VTECエンジンが搭載されているグレードが存在するということも挙げられる。5代目プレリュードにはH22A型という2.2リッターの直列4気筒DOHC VTECエンジンが搭載されており、グレードによって200馬力と220馬力の異なる出力のチューニングがなされていた。
ホンダ・プレリュード(5代目)のエンジン(H22A)画像はこちら
さらにVTEC搭載グレードをはじめ、5代目プレリュードには5速MTも用意されており、同じ世代のシビックやインテグラなどのVTECエンジン搭載車が軒並み高騰していることにつられて、プレリュードも高騰しているということもいえそうだ。
実際、総額200万以上のプライスが付けられている中古車のほとんどがH22A型エンジンを搭載したMT車となっており、スポーティーな走りを好む層からも注目を集めているのも、高騰している理由のひとつとなっているのだろう。