いまのご時世さすがにアウト! 日本各地で発生してご近所を悩ませる「道路族」ってなに?

この記事をまとめると

■道路族は住宅街で迷惑行為を行う子どもと親を指す

■コロナ禍以降に顕在化し近隣トラブルとして拡大

■対策には証拠収集や通報など冷静な対応が求められる

コロナ禍で一気に顕在化した迷惑すぎる存在

「道路族」という言葉をご存じだろうか? クルマに関連する「族」がつくフレーズは、暴走族、環状族、ルーレット族などが知られているが、「道路族」となると、関係省庁や関係業界などの便宜・利益を図って働きかける国土交通省系の政治家をイメージする人も多いはず。

 しかし、当節問題視されている「道路族」は政治家ではない。ここでいう「道路族」とは、住宅街の道路や私道で大声を出して遊ぶ子どもや、それを注意せず放置する親たちのことだ。

 昭和の昔から、あるいはもっと以前から、空き地の少ない下町などでは、子どもが道路で遊ぶ光景は珍しいものではなかったが、最近ではただ遊ぶだけでなく、ボール投げをしたりして他人の家の壁を汚したり、クルマを傷つけたり、草木の枝を折ったり、キックボードや一輪車などを乗りまわしたり、大声で叫んだり、酷いのになると、親たちが路上でバーベキューをやるようなケースも!

 袋小路、新興住宅街の行き止まりなどで発生しやすく、自宅前の生活道路を自分たちの敷地の延長と考えている節があるようだ。

 10年ほど前(2016年ごろ)から、ご近所トラブルとして注目されるようになり、2020年のコロナ禍で学校が休校になり、子どもたちが昼間から路上で騒ぐのが目立つようになり、ネットでも「道路族」が検索ワードとして急増。2016年6月には、道路・駐車場で子どもを遊ばせる親が住むエリアを共有するためのサイト「道路族マップ」が立ち上がり、認知度が高まっていった。

「道路族」はなかなか厄介な近所トラブルで、直接注意すると逆ギレや嫌がらせを受けることも少なくなく、深刻化しやすいともいわれている。

 対処法としては、防犯カメラなどを設置して、迷惑行為の証拠を集め、警察に通報。場合によっては、弁護士に介入してもらい、民事調停などの法的措置も考えられる。

 春は引っ越しのシーズンだが、せっかくの新居が「道路族」エリアだったらたまったものではないので、まずは事前のリサーチを怠らないようにするのが肝心だ。

※記事内の一部画像は生成AIによるイメージを使用しています


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藤田竜太 FUJITA RYUTA

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