BRZが両クラスで11台参戦と過去イチのレベルで大盛り上がり! GR86/BRZ Cup第5戦でスバル旋風が巻き起こった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第5戦富士大会が開催された

■クラブマンクラスには過去最多のディーラーチームが参戦した

■プロクラスでは井口選手が2位を獲得し3位には久保選手が輝いた

スバルが大所帯で挑んだ注目の第5戦

 TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第5戦富士大会が、9月5日〜6日に静岡県の富士スピードウェイで開催されました。今大会ではTeam Takutyの井口選手と久保選手が表彰台を獲得し、奥本選手も上位入賞。さらにクラブマンクラスには過去最多のディーラーチームが参戦するなど、徐々にワンメイクレースでもBRZが多くなってきているのを実感できるレースでした。

 SUBARU BRZでプロフェッショナルクラスに参戦しているTeam Takutyは、水曜日からサーキットに入り、ディーラーメカニックの研修やマシンの整備をおこない、富士スピードウェイで上位を目指すため走行を開始しました。

 木曜日はGR86/BRZのプロクラスとクラブマンクラス専用の走行枠のほかに、一般車両も走れるスポーツ走行枠を使い、4本の練習走行をおこないマシンを仕上げていきます。

 Team Takutyは千葉スバルを母体とする千葉スバルレーシング87号車の久保凜太郎選手、東京スバルを母体とする東京スバルレーシング88号車の井口卓人選手、そして栃木スバルを母体とする栃木スバルレーシング89号車の奥本隼士選手からなるチームです。

 そのテントの横に今回はクラブマンクラスに参戦する、335号車HALol OBC BRZの岡崎遼選手と、870号車スバル北信越ROBOT BRZの伊藤和広選手の車両が並びます。どちらもエントラントはROBOT RACINGとなっています。そう、このROBOT RACINGは久保選手が長年使っている個人チームのエントラント名です。

 今回は久保選手が代表となり、335号車岡崎選手と870号車伊藤選手のコーチングも兼ねて参戦となります。870号車の伊藤選手というのは、スーパー耐久に参戦するTeam SDAエンジニアリングの一員です。じつは今年のTGR GR86/BRZ Cup第2戦SUGO大会の際、Team Takutyのプロドライバー全員がニュルブルクリンク24時間レースに参戦することになり、代役として88号車に乗車していました。

 そのときに感じたレースの難しさや楽しさを再び感じたいと思ったため、今回は完全プライベートで、久保選手が所有しているクラブマン仕様のマシンに乗って参戦しました。そして気になるのは、スバル北信越というチーム名です。

 スバル北信越は新潟・北陸3県・長野のスバル販売会社が合併して作られた会社です。スバル北信越が何か新しいことをしたいという思いをもっているなかで、スバル北信越と久保選手の繋がりにより、今回TGR GR86/BRZ Cupに参加することになったそうです。

 今回は、東北スバルチーム、埼玉スバルチーム、東海スバルチームという、従来よりクラブマンにスポットで参戦しているディーラーチームと、プライベートで参戦しているチームも含め、プロ・クラブマン合わせて11台のBRZが参加しました。これは過去1番の参加台数だと思われます。

 そんなBRZが多くスバルファンも盛り上がっているなかの大会ですが、天候は台風の影響による前線の活発化により、いつ雨が降ってもおかしくないほど天気予報は下り坂でした。

 しかしながら木曜・金曜は曇りからの雨。土曜の予選時は日差しがさすほど晴れます。なかなか天気予報と合致しません。しかし、決勝がおこなわれる日曜は高確率で雨という予報のため、マシンのセットアップは裏切られる覚悟で晴れのするか、信用して雨に合わせたセットにするか悩ましい感じです。

 土曜におこなわれた予選でプロフェッショナルクラスTeam Takutyの3台は、15分間の予選時間の真ん中あたりでコースインします。これが絶妙なタイミングで、ほかのクルマとの間隔も空いており自分のペースでタイヤを温めタイムアタックがおこなえました。その結果、奥本選手が1番時計をこのときは示します。井口選手が2位、久保選手が5位を示しました。

 しかし予選時間終了間際にコースインし、アタックをおこなった選手によりタイムが塗り替えられ、最終的に奥本選手が4位、井口選手が5位、久保選手が18位となりました。奥本選手にとってはBRZでの最上位となり自身の戦績としても記録に残る順位となりました。


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