折り畳み傘サイズが2本ドォォォン!! 木更津「かもめ食堂」の穴子丼がデカすぎて感涙レベル【P専食堂】

※本記事は雑誌「CARトップ2024年11月号」の記事を再構成して掲載しています。そのため、現在は閉店・別店舗となっている場合があります

木更津に来たら「かもめ食堂」で穴子を平らげろ!

 当連載の読者なら大好きな人って多いでしょ、穴子! ワタシャめっぽう好きである。

 だけど最近、船が出ても、てんで釣れないほど漁獲高がすごい減ってるんですよね。そんな希少な魚となった穴子……正確にいうと『真穴子(マアナゴ)』が、『希少な魚』であることをすっかり忘れるほどに『ドォォォォン!!』と贅沢に盛られた丼が安価で喰える……いや、喰うというよりも、もはやカッ込みたい店……いわば穴子好き感涙の店がある!

 それが千葉県・木更津に鎮座する『かもめ食堂』だ!!

 この店の穴子メニューは2品。『穴子丼/1400円』に『煮穴子重/1500円』。当然オーダーしたのもこの2品。

 とにかくルックスからして衝撃受けたよ『穴子丼』! 穴子の天ぷらの丼なんですが、その穴子の巨大さたるや、わかりやすくいうと折り畳み傘くらい。それも最近主流になってる3段折りじゃなくて、昔の2段折りの折り畳み傘。あれを折り畳んだくらいの大きさの穴子天ぷらが、再度この擬音を使いますが『ドォォォォン!! 』と2本、丼にのっとる。

 穴子や鰻みたいな長い魚を飲食業界などでは『長物(ナガモノ)』と呼びますが、長物の魚の数え方は『○本』。ちなみに豆知識を書いておくと、普通の魚は『○尾』。薄べったいヒラメとかは『○枚』。そして開いた干物……アジの干物みたいなモノも『○枚』。

 話を『○本』に戻しますが、このド迫力穴子天を見ると、まさに穴子は『○本』だなァ〜と改めて感じる。こりゃもう食べる前からすでにウマイ!

 実際食べると、こりゃもう、とんでもないよ。カリッと揚がった衣と、そこにかけられた江戸的な濃い目のタレが醸す香り。サクッと噛めば、なかからほとばしるを穴子の養分。繊細な魚肉の繊維が口内を行き渡る感触。とにかく喰え!

 そして『煮穴子重』。重箱に穴子がキレイに納まっている姿は、『穴子丼』のド迫力と比べると、上品と言ってもいい印象。しかし、その実態は、穴子が3本、折り畳むように重箱のなかに無理くり納められているという上品の毛皮をかぶった超ド迫力状態。

 そしてとろけるように煮られた穴子は、すっきりと上品ながらも、穴子ならではの力強さがあとから追いかけてくるという、一見上品、じつはド迫力。味わいに至っては上品とド迫力が渾然一体という素晴らしさ。

 たまにいる「ワタシ、長物が苦手なの」って人も安心。『えび天丼』『まぐろ丼』『生姜焼き丼』『カレー(中辛)』『煮魚定食(取材時は鮪の頭身という通っぷり)』もございます。

 さあ、渡れよアクアラインを!

●かもめ食堂

 アクアラインを渡ったら木更津金田ICで降りる。ひとつ目の信号を右折してクルマをアクアブリッジの真下へ向かうように走らせる。海沿いの道に辿り着いたら、そのまま金田みたて漁港方面へ。すると途中左側に現れる。広い駐車場からは絶景も……!?

  

  

住所:千葉県木更津市中島4027
電話:0438-41-3350
営業時間:10:30~14:30(ラストオーダー)
定休日:毎週水曜定休


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