この記事をまとめると
■かつて不人気扱いされたクルマたちの中古車価格が上がりつつある
■パーツ取りなどにされてタマ数が減ったせいで高騰したクルマも少なくない
■一部のモデルでは不人気だったディテールが再評価され高騰につながっている
いつの間にか中古価格が爆上がり!?
クルマの世界にも当然流行り廃りは存在し、新車のときに人気だった車種が中古車となってから不人気となったり、逆に、新車のときに不人気だった車種が中古車となってから人気となったりということも珍しくない。
今回はそんな、新車のときには厳しい評価だったのに、中古車となってから再評価されて高値安定となっている車両を、いくつかピックアップしてご紹介したい。
日産スカイラインGT-R(R33)
第2世代GT-Rの初代モデルであるR32は、久々のGT-R復活という点だけではなく、ハイパワーを許容するRB26DETT型エンジンやアテーサE-TSの4WDシステムなど、すべてにおいて高い評価を集めた。
日産 スカイラインGT-R(R33)画像はこちら
その後継車種として登場したR33型のスカイラインGT-Rはデビュー当初、ボディサイズの拡大やロングホイールベース化をネガティブに捉えられることが多く、肥大化したという表現で酷評されることも珍しくなかった。
しかしいまでは、ロングホイールベースやボディサイズの拡大は、直進安定性の向上やコーナリングでの安定感に繋がるとされ、不人気だったころの面影は微塵も感じさせないものとなっている。
トヨタ・カローラレビン/スプリンタートレノ(AE92)
AE86の後継車種として登場した90系のカローラレビン/スプリンタートレノは、それまでのFRレイアウトからFFレイアウトになるという大きな転換を行い、登場直後こそ、FF化を嘆く人たちに後押しされる形で、AE86の中古車の価格が高騰するということもあったが、バブル景気の後押しもあり、歴代モデルでもっとも売れた世代となった。
トヨタ・スプリンタートレノ(AE92)画像はこちら
しかしそのあと、頭文字DブームなどもあってAE86に再び脚光が当たると、AE92はちょうど底値の時代だったことも重なり、AE86に同じ4A-GEエンジンをスワップするドナーとして乱獲され、瞬く間に台数を減らしてしまう。
トヨタ・スプリンタートレノ(AE92)のエンジン画像はこちら
そして近年、グループAなどでの活躍が再評価され、乗ってみたいと思うユーザーが増えているにもかかわらず、現存する車両がかなり減ってしまったこともあり、急激に高値となっているのである。
日産 レパード(F31)
新車のときはハイソカーブームの絶対的王者であるトヨタ・ソアラに真っ向勝負を挑み、残念ながら圧倒的な大差で敗れ去ることとなってしまった2代目の日産 レパード。
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レパード自体はそのあと、そのまま姿を消す運命にあったものの、販売会社からの声などもあって、海外向けのインフィニティJ30を日本仕様に仕立て直したレパードJ.フェリーとして、まったく異なるキャラクターの車両として車名を繋ぐこととなった。
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そんな2代目レパードだが、ドラマ「あぶない刑事」の再放送などによって人気が高まり、後年に制作された劇場版などにも同作を代表するアイコンとして複数回登場するなど、すっかり人気車となっている。
ホンダ・エレメント
旧車というにはまだ早い感もあるが、すでに販売から20年以上が経過しているホンダ・エレメント。もともとは北米市場の若いユーザーに向けてリリースされたもので、10フィートのサーフボードをそのまま載せられる室内空間や観音開きのドアなど、かなり個性の強いモデルとなっていた。
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日本でも2003年4月から輸入販売がスタートしたが、観音開きのドアや無塗装部分の多いエクステリアなどが受け入れられず、2005年末には早々に販売が打ち切られてしまった。
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ただ近年のSUVブームなどもあって、個性的なエレメントに再度注目が集まり、中古車市場では10万kmオーバーの車両でも100万円以上、低走行であれば200万円以上のプライスが付けられるほどとなっているのだ。