銃弾を弾き返す「スズキ・アルト」!? 銀行向けに作られた世界唯一の防弾軽自動車が存在した (1/2ページ)

この記事をまとめると

■アクション映画などでは防弾車がよく登場する

■政府の要人なども実際に防弾車を使用することが多い

■日本では軽自動車にも防弾車が存在した

要人たちを守る防弾車たち

 ハリウッド発のアクション映画などでは、カーチェイスなどクルマを使ったド派手なアクションがかなり多い。いちクルマ好きからは、「何台廃車にしたんだ!?」「もったいねぇ!」といわざるを得ないほど、バカスカぶっ壊している。しかし、一般的な乗用車ならいざ知らず、見栄えも重要な映画の世界において、その車種選定も重要で、わりとスーパーカーや高級車が壊されることも珍しくない。ただ、こんなことしてたら制作予算がとんでもないことになるので、CGだったり超精巧なレプリカ(モック)を壊すことも多いそうだ。

 なお、日本におけるカーアクションドラマ(映画)の金字塔ともいわれる西部警察シリーズでは、全シリーズ中、ぶっ壊されたクルマは約4680台(1話平均20台)ともいわれている。こんな演出、さすがにいまの時代は無理だろう……。きっと今後も抜かれることはないはずだ。

 さて、そんなアクション映画に出てくるクルマで鉄板ともいえるのがそう、防弾車だ。防弾車とは書いて字の如く、銃弾で襲われても乗員に危害が及ばないクルマのこと。もちろんこれに乗るのは映画では主人公や悪役の重要ポストにつくような速攻死なれては困る人たち(たまに速攻やられる人もいるが)。現実世界では要人が乗せられることがほとんどである。要人とは、やはり映画と同じで死なれては困る一方で、悪党に狙われるような人たち。つまり、政治家や超金もちだ。

 そんな防弾車は日本だとあまり馴染みがないが、天皇陛下や総理大臣、そのほか国の重要ポストに就く人たちが乗るクルマがこの仕様になっているほか、警察や自衛隊など、何らかの個人、もしくは組織と戦闘の可能性がある機関が所有している。とくに前者では、防弾どころか防爆仕様とのことで、爆発物相手でも耐えられるという。この手の防弾車だと、防弾防爆、生物兵器対策なども備えたアメリカ大統領専用車、通称ビーストが有名だ。

 これらのクルマはあくまで防弾防爆というのまでは公表されているが、どれだけ耐えられるかは当然非公開。スペックがわかる=弱点がわかるという墓穴を掘ることになる。しかし、かなりの防御性があることから、重量はかなり重くなっており、ドアの開け閉めもひと苦労で、燃費もかなり悪いそう。価格は天皇陛下や総理大臣が乗るクラスだと、トヨタ・センチュリーがベースであるが、約3台分となる1億円付近との噂もある。

 このように、我々一般人には何の縁もゆかりもないのが防弾車なのだが、じつは過去に、なんと軽自動車の防弾車という、冗談みたいなクルマが存在していたのだ!


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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