米国のタクシー事情が激変中! ラスベガスが「セダン回帰」し「カムリ一強」へ向かう理由 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■日本のタクシーはさまざまな車種が使われている

■アメリカではセダンタイプのタクシーの需要が増えている

■とくにトヨタのカムリがよく使われる傾向にある

日本のタクシーは世界的に見ても多種多様

 今どき東京23区内を走るタクシーといえば、トヨタJPNタクシーが圧倒的に多くなっている。トヨタ・クラウンコンフォートやトヨタ・クラウンセダンあたりも根強く残っており、さらにトヨタ・シエンタをベースにしたタクシーもあるものの、法人タクシーではJPNタクシーばかりになっている(個人タクシーはミニバン系も目立ちバラエティに富んだ車種構成となっている)。

 イギリス・ロンドンタクシーしかり、世界でタクシー車両がほぼ一択となっている都市のほうが珍しいものと考えている。今どきはBEV(バッテリー電気自動車)タクシーも珍しくないなか、世界の主要都市では複数の車種がタクシーとして活躍している。

 アメリカ・ニューヨーク市といえばイエローキャブの呼称が有名である。しかしこのクルマ、黄色の車体色こそ統一されているものの、タクシー組合が推奨する車種から選ぶことができるので、意外なほどバラエティに富んでいる。しかし、アメリカのほかの都市ではトヨタ・プリウス、もしくはトヨタ・カムリのいずれかが相場となっている。過去にはパトカーあがりのGM(ゼネラルモーターズ)やフォード、クライスラーのフルサイズセダンが使われていた時代もあり(チェッカーという専用車両もあった)、今も多くの都市では新車ではなく、たとえばニューヨーク市でタクシーとして使っていたプリウスやカムリが、ほかの都市のタクシーとして再使用されることも目立つようである。

 一方でカジノで有名なネバダ州ラスベガス(ちなみに州都はラスベガスではなくカーソンシティ)のタクシー事情は少々異なっている。筆者が見た限りでは新車からタクシー車両として使い始めているようなのだが、セダンはもちろん、ミニバンやクロスオーバーSUVなど、じつに多彩な車種のタクシーが走っているのである。AIに聞いてみると、数車種にタクシー車両を絞り込む習慣はないという。大きな荷物の多い空港送迎やダウンタウンとストリップ地区との間の観光、カジノ利用での移動のときなど、用途も多岐にわたるため、タクシー会社個々で使う車両が異なってくると答えてくれた。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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