この記事をまとめると
■南カリフォルニアで異例の酷暑を経験しエアコン性能の重要性を実感
■アメリカのレンタカーはどれも強力な冷却性能を備えていた
■日本車は冷房が弱いという現地の声もあった
アメリカのカーエアコンは冷えすぎる?
毎年9月下旬から10月上旬にかけて、ロサンゼルスを中心に南カリフォルニア地域を訪れている。例年ならば日中こそ少々汗ばむこともあるが、夜間は時には寒さを感じるほどで、エアコンを使わずに寝ることもできるのだが、2026年同時期に南カリフォルニアを訪れると、滞在後半はまさに日本の酷暑のような暑さが連日続いた。
ある日砂漠地域でのドライブを楽しみ、ロサンゼルス地域に入り帰路についていると、レンタカーの計器盤内にある車外温度計が106℉(約41℃)と表示していた。内陸部ではあるものの、なかなか見ない温度表示に驚いてしまった。海沿いで100℉(37℃)あたりを表示していた。夜間になっても体感的には30℃を下まわっているようには感じなかった。
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もちろん寝る時はエアコンをつけないと暑くて寝ることができなかった。ロサンゼルス地域では海から心地よい浜風が抜ける地域があり、そのような場所にある住宅にはエアコンが設置されていないことが多いと聞いている(不動産価格は当然高くなる)。そのような場所では今回の酷暑はきついだろうなあと思っていた。
日本の酷暑は40℃前後の高い気温に加えて高い湿度が加わるのだが、ロサンゼルス地域で今回体感した酷暑は湿度が低いなか、気温だけが異常に上昇していた。100℉前後の気温と低い湿度というシチュエーションは、よく開発途中のモデルが耐熱試験走行などを行うデスバレーと条件は同じとなる。湿度がないのでひたすら暑いだけで、喉の渇きもハンパないものとなる。日本とは異なる酷暑が滞在後半の5日ほど続いた。
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このような時にクルマの運転で欠かせないのがカーエアコンだ。日本でもレンタカーの定番であるトヨタ・ヤリスも同じなのだが、筆者が今回現地で借りた日産アルティマ、シボレー・トレイルブレイザーの2車もオートエアコンではなくマニュアルエアコンであった。
そしてこれもお約束なのであるが、借り出す時のエアコンの温度調整は「マックスクール」となっている。過去には「アメリカ人はマックスクール(最大涼しい)かマックスウォーム(最大暖かい)しか設定しないのでオートエアコンは不要」などともいわれていたが、それでもレンタカー仕様以外では、オートエアコンがいまどきは当たり前のように普及している。
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アルティマは前半借りたので酷暑下での運転はしなかったのだが、同条件のデスバレーでは運転した。マックスクール状態でラスベガスからデスバレーに向かったのだが、デスバレーに近づくにつれ吹き出し口から出てくる冷気が若干ぬるくなってきた印象を受けながら運転していた。