国沢光宏が2016年の自動車業界を天気予報形式で解説![欧州編] (2/3ページ)

〈ルノー〉

ルノー

 2015年「曇り」 → 2016年「曇り」

「日産とのアライアンス次第」
台風や寒冷前線の通過など、長年の天候不順により不作続きです。フランス政府からの補助金を得て強引に日産地方の作物をすべて支配しようと画策しましたが、強い抵抗受けて断念。いままで通り作物の一部を極めていい条件で納入してもらうだけになっています。ルノー地方の天候は相変わらず雨が多く、日本の梅雨のようになるでしょう。続いて日本地方の天気です。いい雪に恵まれ、楽しいスポーツを楽しめるでしょう。

〈プジョー〉プジョー

 2015年「雨」 → 2016年「曇り」

 「再び台風が来ても耐える準備を!」
シトロエン地方と基本的に同じ天気概況だと思っていいでしょう。プジョー地方もリーマン台風に続くギリシャ破綻洪水にやられ、大きな被害を出しました。本来ならこの地方でたくさん開かれるモータースポーツ祭りも多数中止になっています。元来、新しい技術を使った産業を興すことを得意としていませんでしたが、自動ブレーキなど、天気を的確に判断できる技術の開発にも遅れをとっています。

〈シトロエン〉シトロエン

 2015年「雨」 → 2016年「曇り」

「最悪の状況は脱出したと考える」 
プジョー地方の隣ということあり、天気傾向は同じだと考えていいでしょう。100年に一度といわれたリーマン台風に続き、ヨーロッパ地方の混乱に見舞われ大雨だけでなく、強風に見舞われたこの地方ですが、ここにきて薄日も差してきました。このまま新たな低気圧さえ発生しなければ、少しずつ溢れた水も引いていくでしょう。ただヨーロッパ地方の大気の状態は依然として不安定です。大きな低気圧が発生する可能性もあります。


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