横浜ゴムがコンパクトカー中心のタイヤサイズを展開

ジュネーブショーで2種類の新タイヤを発表

 2004年にアドバンは「スポーツブランド」からヨコハマを代表する「フラッグシップブランド」へと生まれ変わった。それは国内専用ブランドから羽ばたいた“世界への挑戦”であった。現在、フラッグシップの「アドバンスポーツV105」、スポーツタイヤの代名詞「アドバンネオバAD08R」、そして快適性や静粛性も高い「アドバンdB(デシベル)」の3ラインナップだったが、今回ジュネーブショーで2種類の新タイヤが発表された。WEB CARTOP

 1つ目が東京オートサロンに参考出品されていた「アドバンA052」である。ストリートタイヤながらもモータースポーツでの使用も前提とするスポーツタイヤで、トレッドパターンは世界にアドバンの名を有名にさせた「アドバンA008(日本名・アドバンHFタイプD)」をイメージさせたそうだ。

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 2つ目は、身近なアドバンという存在となる「アドバンFLEVA(フレーバ)」だ。従来の「DNA Sドライブ」の後継となるモデルだが、アドバンの名を冠すことからも、大幅にレベルアップが行なわれているのは間違いないだろう。コンパクトカーを中心にしたサイズを展開するそうだ。WEB CARTOP

 ちなみに、どちらのタイヤも7月に日本へ導入される予定である。2つの新タイヤの投入により計5つのラインナップとなったことで、使用用途や走る場所、クルマに合わせて選択肢が増えるのは大歓迎。どのような性格を持つタイヤなのか?

 (文:山本シンヤ)


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