ワイドボディのFRワゴン、まさにスポーツツアラーの理想形
BTCC(イギリスツーリングカー選手権)といえば、市販モデルの面影を色濃く残したレーシングマシンで競われる伝統あるスプリントレース。2016年シーズンから、スバル・レヴォーグが参戦することが発表されていたが、ついにマシンが公開された。![WEB CARTOP](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/03/CeJZBSiUMAAIJhf.jpg)
過去に、ボルボやホンダがワゴンボディで参戦したこもあるだけでに、ステーションワゴンだからといって珍しいわけではない。またルーフの長いボディ形状は空力的には優位だという話もあるが、それにしても、レース用のワイドボディはレヴォーグがもともとのコンセプトとして掲げていた「スポーツツアラー」という面を強調している。
![WEB CARTOP](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/03/bb972c784272e5426766dc825160b0a0-680x354.png)
ステーを介してテールゲートに装着されたウイングも、いかにもレーシーでストリートでのモディファイとしても真似したくなる向きも少なくないのでは?
ところで、BTCCレヴォーグのパワートレインは、もちろん水平対向4気筒ターボエンジンで、その最高出力は350馬力と発表されている。そして注目なのは駆動方式だ。BTCCのレギュレーションに合わせて二輪駆動、それもFRとされているのである。![WEB CARTOP](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/03/CeJZBTAUUAE6Lms.jpg)
フロントのディファレンシャルを廃することで、エンジン搭載位置を低くできる(エンジン自体はウェットサンプだが)ため、スバル・ボクサーエンジンの特徴である低重心というメリットを引き出せるレイアウトになっている。スバルファンからすれば「レヴォーグの皮を被ったBRZ」といった成り立ちのマシンにも思えてくるだろう。![WEB CARTOP](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/03/CeJZBShVAAAapmg.jpg)
そんなBTCCレヴォーグを操るドライバーは、BTCCでのチャンピオン経験もあるベテラン揃いの布陣だ。2001年・2010年チャンピオンのジェイソン・プラトー選手。2009年・2014年のチャンピオンのコリン・ターキントン選手を含めた4名体制というのだから、初年度からの活躍が期待される。![WEB CARTOP](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/03/CeJfk0WXEAEZRjo-2.jpg)
そして、BTCCといえば、ホンダもシビックでチャンピオン争いを繰り広げている。日本のメーカーが、切磋琢磨するレースということで、これまで以上に注目は高まりそうだ。
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画像はこちら (写真:SUBARU UK ON TWITTER/TEAM BMR)