【試乗】欧州基準の走りは本物だった! トヨタ・オーリス・ハイブリッド (1/2ページ)

同門のプリウスを超える上質さを確認

 サッカー日本代表の本田圭佑選手がイタリアから走って「日本へ上陸した」というCMが流れているトヨタ・オーリス・ハイブリッド。ハイブリッドといえば日本なのだから、欧州から上陸? と疑問に思う人もいるだろう。オーリス・ハイブリッドに関しては以前からヨーロッパで販売していた。日本では、オーリスが属するCセグメントハッチバックにおいて、スバル・インプレッサ、マツダ・アクセラ、フォルクスワーゲン・ゴルフなどが強く、トヨタは販売で今ひとつ。それを打開するために満を持してオーリス・ハイブリッドを投入するというわけだ。

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パワートレインは1.8リッターエンジン+ハイブリッドシステムのTHS?。そうプリウスと同じなのだが、欧州で既に発売されていたことからわかるとおり、「先代トヨタ・プリウス」のユニットである。
早速試乗する。ビックリするのは静粛性だ。なんと新型プリウスよりも静かで上級車感が漂う。風切り音やタイヤと路面の接触から出るロードノイズ、エンジン音などが車内にあまり入ってこない。さらにエンジンの「唸り」が少ない。アクセルを全開にしない街乗りレベルではエンジン回転も抑えられていることも静粛性に貢献している。トヨタ側に聞くと「CVT特有のエンジン回転が先行で上がり、速度が後から上昇する、という現象をできるだけ抑えました。アクセルの踏み込みに対してエンジン回転や速度の上昇をリニアにしたんです」とのことだ。

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そしてクルマとしての運動性能が高い。スポーツモデルとはいわないが、コーナリング時はロールも適度に押さえられ、ハッキリいって曲がることが楽しい。突然飛び出してきた障害物を避けるような左右切り返しのステアリング捌きをしても、ステアリング操作に対してしっかりとフロントが動き、振り返す動きにリヤがしっかりついてくる。簡単にいえば安心感が高い。あくまでハイスピードで走り、運転技術も目も肥えている欧州基準といわんばかりに、タイヤがエコタイヤではないことも影響している。

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コーナリングで安定している要因はほかにもにも、先代プリウスと異なり重量物のバッテリーがラゲッジ下ではなくてリヤシート下に収まっている、すなわち重心が車体の中心により近づいていること。またリヤサスペンションに、ダブルウイッシュボーン(先代プリウスはトーションビーム)を採用していることが上げられる。


石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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読書(ミステリーが主)、TVでのサッカー観戦(バルサ/PSG/アルゼンチン代表/UCL全般)、映画鑑賞
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リオネル・メッシ、アラン・プロスト、綾辻行人、有栖川有栖、田中 瞳

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