【速攻試乗】室内や荷室はもちろん走りも燃費も向上した新型ホンダ・フリード登場 (1/3ページ)

室内のみならず開口部も拡大して乗降性バツグン

「ちょうどいい」のフレーズで、手軽なサイズながら優れたパッケージングで人気のコンパクトミニバン、ホンダ・フリードがフルモデルチェンジを行なった。開発コンセプトは「いつでも、どこでも、だれでも7days Wonderful Mobility」。発表前日までの受注状況は1万3,000台と市場の反応はすこぶるいい。内訳はハイブリッドが6割りだという。ちなみに月間販売目標は6,000台とのことだ。

東京都港区にある本田技研工業の本社で行われた発表会には、テレビCMに出演するモデルの蛯原友里さん、お笑い芸人の徳井義実さんが登場。

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 猫好き芸人だという徳井さんは、無理矢理(!?)キャットタワーが縦に入ることを実演したり、フリードプラスで車中泊が可能なことを確認。買うならハイブリッド4WDの3列シートとコメント。

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 蛯原さんは、家族で出かけることを考えると3列シートかなと思うけれど、2列も気になるとのことだった。

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 先代フリードは、2列シートモデルをフリードスパイクというモデル名で、デザインも大きく異なっていた。しかし新型では、フリードプラスという名称に変わり、フリードとの違いはテールゲートの下端部分とエンブレム程度で、デザインの統一が図られている。

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 ボディに目を向けると、先代に比べて全長は50m伸びたものの全高は5mmマイナス。にもかかわらず1-3列目のヒップポイント間距離は90mmプラス。さらに2列目のスライド量は360mmと、先代に比べて120mmも増えている。

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 そしてステップ地上高は390mmと15mm下げられお年寄りや子供により優しい乗降性を手に入れた。スライドドアの開口部が拡大されている点にも注目したい。また、ドアノブを軽く引くだけで開閉できる「イージーオープンドアハンドル」を採用したこともトピックスだ。

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 2列シートのフリードプラスも楽しい。ラゲッジの使い勝手を追求し、荷室を上下に分割して使えるユーティリティボードは耐荷重200kg。このボードの上に寝ての車中泊も可能となっている。

 また、注目は開口部地上高が185mmも下げられ335mmになったこと。荷物の積み降ろしがラクになったと共に、荷室容量もアップしている。

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 さて、そんなフリードに早くも試乗できたのでその印象もお届けしたい。


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