まるも亜希子が2つのイベントでルノー・トゥインゴの新たな魅力発見! (2/2ページ)

愛と冒険のものがたりにぴったりなトゥインゴ

さて、今度はトゥインゴのまたまた別の姿を目撃すべく、やってきたのは東京・広尾にあるフランス大使公邸。今夜ここで、私も大・大好物のパティスリーブランド「ピエール・エルメ・パリ」が新作をお披露目するという。でもそれがトゥインゴとどう関係するのだろう? もしや、トゥインゴがチョコレートまみれに??

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じつは今回のトゥインゴの役割は、ピエール・エルメ・パリのためにフランス人アーティストのニコラ・ビュフ氏が描き出す、「太陽と月の王国のものがたり」というストーリーを演出すること。美しい芝が広がる中庭へ行くと、ニコラ・ビュフ氏によってデコレーションされたトゥインゴがその出番を待っていた。

web-cartop まるも亜希子ハートのヘッドランプ、ものがたりに登場する小さなロボット・キュピドン、太陽の王国と月の王国が舞い降りたかのような目を惹く装飾は、愛と冒険のものがたりにぴったりだ。web-cartop まるも亜希子 web-cartop まるも亜希子 web-cartop まるも亜希子 web-cartop まるも亜希子

この心躍るような世界を創り出したニコラ・ビュフ氏に話を聞くと、クルマは彼にとって、大きいオモチャ、オブジェクト。自身で運転はせず、クルマのなかから風景を見たり、音楽を聴いたり、子どもの頃は寝転がって星空を見たり。そんな思い出もあるという。web-cartop まるも亜希子

そんなニコラ氏から見たトゥインゴは、やはり子どものころに見たルノー・サンクを思い出したそう。小さくて丸くてかわいい、でも便利で、考えられたエレガントさがあるパリらしいクルマだと。だから、ストーリーの中でキューピッドのクルマとしてぴったりだと思ったとのこと。web-cartop まるも亜希子

ニコラ氏はいつも、作品を創る時に「子どもでも大人でも理解できる」ことを大切にしているという。そのためにいくつかのドアを用意して、見て単純に楽しむ人から、もう少し知識を深めて楽しむ人まで、いろんな人がいろんなドアを開けられるようにする。そしてそれぞれに、ポピュラーであり高度で上質なメッセージを同時に伝えることを心がけている。web-cartop まるも亜希子 web-cartop まるも亜希子

今回の作品では、パティスリーを味わいながらストーリーを楽しんで欲しいというのがニコラ氏の願い。二度・三度と楽しめばより親しめる。味は想像とつながっていて、色や形など見た目からも想像がふくらむ。そうした「シネステシア(synesthesia)/共感覚」を体感してもらえたら嬉しいと語ってくれた。web-cartop まるも亜希子

家に帰り、お土産にいただいた小箱をあけると、ストーリーの余韻がふわりと甦って温かい気持ちになった。ピエール・エルメとニコラ・ビュフ氏の冒険物語のなかで、しっかりと役割を果たしたトゥインゴからも、新しい刺激をもらった気分だ。web-cartop まるも亜希子 web-cartop まるも亜希子

クルマはまだまだ、私たちの人生を豊かにする可能性を秘めている。トゥインゴの2つの新しい顔が、そんなことを教えてくれた素敵な時間だった。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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