7シーターSUVプジョー5008を日本初公開! 3008にはディーゼルも追加 (1/3ページ)

2008・3008・5008で完成するプジョーの新たなSUVラインアップ

 プジョージャポンは、プジョーニューSUVラインアップの発表会を行った。新たな2016年9月に登場したコンパクトSUVの2008、2017年3月に登場したてのミドルクラス3008、そして年内に登場予定の7人乗りSUV、5008も日本で初公開された。

 加えて、3008に2リッターディーゼルモデル(従来は1.6リッターガソリンターボのみ)も加わるという。このディーゼルモデルは8月以降に導入予定だ。

 プジョーブランド、そしてSUVモデルはじつに好調だ。2016年にプジョーブランドは全世界で12.3%の販売台数増を達成。日本では2008がフルモデルチェンジを行い、前年比39%もの伸びを示したという。


そこに新プラットフォームEMP2を採用した新型3008を導入する。このプラットフォームの効果などもあり先代比、約100kg(モデル平均値・欧州仕様ベース)の軽量化を達成した。


プラットフォーム以外にも、フロアカーペットやエンジンの遮音材の改良で約16%、テールゲートやトランクフロアへのプラスチック素材の採用が約14%、フロントフェンダー・フロントサスペンションアーム・リヤシートフレームへのアルミ素材の採用が約11%といった具合に各所で軽量化がなされた。


ボディサイズは全長×全幅×全高が4450mm×1840mm×1630mmと、先代3008に比べて全長が85mm、全幅が5mm大きくなり、逆に全高は5mm低くなり、よりどっしりと安定したフォルムになっている。

 パワーユニットは1.6リッター直列4気筒ターボで、最高出力165馬力、最大トルク240N・mを発生。組み合わされるトランスミッションは6速ATで、JC08モード燃費は14.5km/Lを達成している。

 またインテリアでは、12.3インチのデジタルディスプレイを採用した、ヘッドアップインストゥルメントパネルや8インチタッチスクリーン、トグルスイッチなどが目を惹くiコクピットを装備。メーターなどが表示される12.3インチのデジタルディスプレイは、目的に合わせて4つの表示モードが選択できるという。


安全面でも、急坂を自動で速度調整して安定下降できるヒルディセントコントロール、アクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニター、ドライバーアテンションアラート、アクティブクルーズコントロール、インテリジェントハイビーム、ワイドバックアイカメラなどを搭載する。


快適装備も充実。3008 Allure DEBUT EDITION、GT Line DEBUT EDITIONには、両手が塞がっていても足の動作でリヤゲートが開閉できる「ハンズフリー電動テールゲート」を装備、Allure以外の3グレードにはフルLEDヘッドライト&フォグランプが標準化、リヤエアアウトレット付きの左右独立調整式オートエアコンが全車に標準装備されるなど、実用性の高いSUVであることがわかるだろう。


注目のディーゼルエンジンは180馬力/400N・mを発生。JC08モード燃費は18.7km/Lと、燃費とSUVらしい力強い加速などのパフォーマンスを両立している。このディーゼルモデル「3008 GT BlueHDi」は426万円(税込)という価格設定だ。

 3008のボディカラーは新色2色を含む以下の全7色。ただしグレードによって選択できるボディカラーは異なる。

●メタリック・コッパー(新色)
●アマゾナイト・グレー(新色)
●パール・ホワイト
●マグネティック・ブルー
●アルティメット・レッド
●ペルラ・ネラ・ブラック
●ハリケーン・グレー

 グレード体系は前述のディーゼルを入れると5つとなる。

●3008 Allure(受注生産)/354万円(税込)
●3008 Allure LED Package/369万円(税込)
●3008 Allure DEBUT EDITION(80台の台数限定車)/398万円(税込)
●3008 GT Line DEBUT EDITION(180台の台数限定車)/400万円(税込)
●3008 GT BlueHDi/426万円(税込)

  


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