【人とくるまのテクノロジー展2017】ホンダのポータブル蓄電池やロボット芝刈り機が面白い

蓄電池は電源のないアウトドアや室内でも電力の使用が可能

 2017年5月24日(水)から26日(金)までパシフィコ横浜・展示ホールで開催された「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展 2017」に、ホンダは、2016年に首都高速道路で自動運転走行を行なった試験車両(レジェンド)を出展していた。

人とくるまのテクノロジー展メインの展示のその裏で参考出品されていたのが、ハンディタイプの蓄電池「LiB-AID (リベイド) E500」。こちらは、前回の2015年の東京モーターショーからコンセプトモデルが登場していたが、今年2月に開催となった「ジャパン キャンピングカーショー2017」でこの形となって登場。今回その同じものが参考出品として再び出展された。

人とくるまのテクノロジー展そのサイズは全長182×全幅266×全高203mm(ハンドル部は除く)。重量は5.3kg。100Vコンセントを2カ所、USBポートを2カ所搭載する。バッテリーの容量だが、300Whのリチウムイオン電池を搭載。

人とくるまのテクノロジー展出力は500Wだが同じE500wo並列につないで1000Wにまで対応する。またほかのエンジンタイプの発電機と接続して、その発電機の負荷が定格出力を超えたときに不足分を補うアシスト運転という機能も備えている。蓄電池の充電は、100Vコンセントから約6時間で満充電となる。今夏の発売ということは決まっているようだが、まだ価格は未定だという。

人とくるまのテクノロジー展同様に参考出品されているロボット芝刈り機「Miimo(ミーモ)」も出展された。こちらはすでに欧米で発売となっているもので、国内での販売も視野に入れての展示のようだ。

 日本では芝刈り機の需要がそれほどあるのか? と思われるのだが、個人宅向けではなく、企業向けというイメージを描いているようだ。企業の工場などにある芝地に、このロボット草刈り機を導入することで、夏の厳しい環境下での作業をカットすることができるということだ。


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