【注意】純正以外のホイールに履き替える際は「ナット」を適合させないと危険 (1/2ページ)

ナット座の形状とねじ山間隔を合わせること

 クルマを買ったら、カッコいい純正以外のアルミホイールを履きたい、と思っている人は多いだろう。また実際に交換している人も多いはず。こうした社外のホイールを選ぶときに見落としがちなのが、ホイールナット。純正のホイールナットがそのまま使えればベストだが、純正ホイールと社外のホイールでは、ナット座(面)の形状が違うケースが違うので要注意。

ホイールナット

 純正ホイールのナット座形状は、大きく分けて3種類。テーパー座か、平面座、もしくは球面座のいずれかなのだが、これがメーカー、車種、グレードによって異なっているのでややこしい。ホイールナット

 一方、社外ホイールはほとんどがテーパー座。純正ホイールのナット座がテーパー座で、購入した社外ホイールのナット座もテーパー座なら、そのまま純正ナットがつかえる可能性があるが、そうでない場合は、ホイールに適合するホイールナットを別途購入することが必要。ホイールナット

 トヨタや三菱車(日産の一部も)は、平面座タイプが多く、ホンダ車、ベンツ、VWなどは、球面座になっているので、純正のホイールナットは流用できないことがあるので気をつけよう。

 平面座とテーパー座を間違える人は少ないだろうが、球面座の純正ナットを、テーパー座の社外ホイールにそのまま装着している例が少なからずある。しかし接触面の形状が違えば、ステアリングのガタつきや、脱輪の原因になるので、必ずナット座の形状に合ったナットに交換すること。ホイールナット


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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