スバルWRX STI S208徹底解説! 「プラス1馬力」にこだわった史上最強のS

スバルWRX STI S208徹底解説! 「プラス1馬力」にこだわった史上最強のS

限定450台でのリリースだが即完売の可能性大!

 SUBARUは第45回東京モーターショーにて、2015年に発売し即完売したS207の次期モデルである、WRX STIをベースとした「S208」を世界初公開で出展した。S208は、”Sシリーズ史上最高の性能と質感を兼ね備えた究極のドライビングカー”であり、商品コンセプト 「Sport、Always!」~究極のロードゴーイング STI~ を掲げ、誰がどこで乗っても同乗者も含めて「気持ちがいい」と感じ「運転が上手くなる」STIコンプリートカーの最上級モデルに位置する。東京モーターショー

 展開するグレード・車体価格(税込み)は、

 S208 標準グレード 626万4000円

 S208 NBR CHALLENGE PACKAGE Carbon Trunk Lip 689万0000円

 S208 NBR CHALLENGE PACKAGE Carbon Rear Wing 710万6000円

 この3グレードで合計450台が生産され、抽選により限定販売する。

 450台の内訳は、標準グレード(WRブルー・パール、クリスタルホワイトパール各50台)が100台、NBR CHALLENGE PACKAGE(WRブルー・パール、クリスタルホワイトパール、クールグレーカーキ)が350台となる。東京モーターショー

 NBR CHALLENGE PACKAGE専用色として、クールグレーカーキが設定された。このクールグレーカーキはXVにも採用されているカラーであり、筆者はパステリカラーでかわいらしいイメージを受けたのだが、ミリタリー系でよく使われるカモフラージュのための色(保護色)だという。

 このS208は、Sシリーズ最強の329馬力を発揮するために、専用EJ20ユニットのフライホールとクラッチカバーまでのバランス取りの実施と、インタークーラーのコア面に水をスプレーし、冷却効率の低下を防ぐインタークーラーウォータースプレーを装備している。東京モーターショー

 また、フロントフード上のダクトから取り入れた空気をインタークーラーのコアな面に入れるシュラウド(覆うカバー)により、インタークーラーの冷却効率を最大限に発揮し、エンジン性能の低下を低減している。

 加えて、新設計の低背圧排気のS208専用設定マフラーを装着しているなど、プラス1馬力上げるためにさまざまな改良が施された。

 今回の最大の特徴と言っても過言ではないのがドライカーボンルーフだ。東京モーターショー

 NBR CHALLENGE PACKAGEのみの設定で、軽量化と低重心化を図っており、カーブなどでのロールや揺れ戻しの少ないハンドリングを楽しむことができ、運動性能向上を追求したパーツとなっている。

 加えて、NBR CHALLENGE PACKAGEで選択できるドライカーボンリヤスポイラーには新デザインの翼端板形状を採用し、空力性能をさらに高めている。BBS鍛造ブラックホイール、ブラックサイドシルモールなどもパッケージ専用品で、特別であることを主張するプレミアムな仕上げだ。東京モーターショー

 インテリアでは、レカロシート(セミアニリンレザー)、レッド・S208ロゴ入りインパネ、ウルトラスエードのステアリングホイール、STIロゴ入りシフトノブ、STIロゴ入りプッシュエンジンスイッチ(レッド)、S208ロゴ・ブラックアルマイトのサイドシルプレートなど、専用装備が奢られる。東京モーターショー

 また、吸音スポンジ付タイヤのダンロップ SPORT MAXX RT、振動騒音低減フロアマット、遮音中間膜入りフロントガラスを採用し、快適性と静粛性も大きくアップしている。

 足まわりでは、リヤサスリンクのピロボールブッシュ化やS208用VDC採用、またベース車ではディーラーオプションとなっているフレキシブルサポート(リヤ)、フレキシブルタワーバー&ドロースティフィナー、サポートフロントキットを標準装備している。東京モーターショー

 そしてステアリングギア比を11:1に設定し、リニアなハンドリングを楽しむことができる。

 SUBARUの遊び心で、フロントのフォグランプカバーのグリル内に、「隠れSTI」が隠されているのも、忘れてはならない特別なポイントである。東京モーターショー

 ニュルブルクリンク24時間レースで培った走りのノウハウを生かしつつ、普段の生活のなかでも快適なドライブを楽しめるよう、乗り心地も重視した豪華な装備満載のS208は、Sシリーズ史上最強といっていいモデルに仕上がっている。

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