トヨタMIRAIがアクア並の激安で乗れるのにトヨタが積極的に推さない複雑な事情 (2/2ページ)

圧巻の補助金でなんと月々2万4100円という安さ

 まず条件だけれど、MIRAIの車両価格723万円の50%に相当する361万5000円を4年間で支払う。この金額から次世代エネルギー車に対し交付される202万円の補助金を引く。東京都であれば101万円上乗せされるため、303万円。残額何と58万5000円である! これに諸費用として54万8599円掛かり113万3599円。48カ月で割れば2万4100円だ。

トヨタMIRAI

 私がMIRAIを買った東京トヨペットの井荻店に聞くと「4年後に返却して頂くときの車両の状態ですが、走行4万8000kmまでは走行減額ありません。車両の損傷減額も150点以内になっているため、前後バンパーを破損して交換+ドア1枚に大きなキズを受けた程度までカバーします。普通に乗っていれば150点までは行かないと思います」

トヨタMIRAI

 今や水素ステーションの数も99カ所に増え、関東と中部、関西ならあまり不便なく使えるようになった。何よりMIRAIというクルマの乗り心地や仕上がりや質感が素敵である。トヨタ車の中で一番良いと思う。もし気になるなら、台場のメガウェブに行けば気軽に試乗できます。詳しくは近所のトヨタで聞いてほしい。

トヨタMIRAI

 ちなみに都道府県によって補助金の状況は異なる。愛知県の場合、毎月の支払額は3万7000円程度になるという。それでも4年間の支払額は177万円で、アクアなどより安いほど。MIRAIに興味あるなら、今年度の補助金予算が無くなる前にどうぞ。


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