遊びに全力を注ぐ男を助けるタフな相棒
休日を全力で遊ぶのが大人の男の嗜みであり、「疲れた」というエクスキューズは愚の骨頂だ。遊びこそが明日への活力を生み、脳を活性化させる唯一の方法なのである。
そこで、遊びの相棒に選んだのが日産エクストレイル。取り回しに優れたジャストサイズのボディと、先進の安全性を備えたSUVは、スマートなタフギアとして大人の外遊びをサポートしてくれる。
今回、趣味のフローターフィッシングを満喫するべく、裏磐梯にある檜原湖を目指した。片道250㎞の道のりだが、便利な機能として好評の高速道路同一車線自動運転技術プロパイロットがあれば、大きなアドバンテージになる。
この先進の運転支援システムは、ドライバーに代わり、アクセル/ブレーキ/ステアリングの各操作をクルマ側が自動制御することで、長距離運転の疲労や高速走行の緊張感を強いられることなく、遊ぶための体力を温存することができる。道のりのほとんどが高速道路という今回の遠征では、その恩恵を存分に授かることができた。
また、はやる心を抑えながら駆け上がる裏磐梯のワインディングロードでは、電子制御4WDシステムのインテリジェント4×4に支えられ、安定した走りでフィッシングポイントに到着。湖畔までのラフロードでも4WDの実力を発揮し、水辺まで安心して乗り入れることができるのも、エクストレイルの魅力と言える。
美しい湖面に誘われ、早速オールドスタイルのバスフィッシングを満喫。約6時間のせめぎ合いで、念願の好敵手を手にした瞬間、心の奥底に堆積したストレスは霧散してデトックス作業は完了。
重たいフローターとロッドを両手に抱えエクストレイルの元へ戻ると、リヤバンパー下に足をかざすだけでバックドアが自動で開き、私を迎えてくれた。この健気な姿に愛おしさを感じずにはいられない。また、防水シートのおかげで濡れた釣り道具を気にすることなく、ザクザクと積み込めるのも嬉しい限りだ。
さらにラゲッジのアレンジは多彩で、6フィート(180cm)のワンピースロッドを、運転席に干渉することなく搭載できる点も、こうした趣味に向いているポイントである。
もうひとつ、帰路に疲労を感じて休憩するために立ち寄った高速道路のPAでは、駐車枠を指定するだけでハンドル操作自動で駐車してくれるパーキングアシストの有り難さを実感した。
高速道路での献身的なサポートやラフロードでの安心の走り、さらに機能的で豊富なラゲッジルームなど、4WD SUVで販売No.1の実績と人気を今回の釣行で再確認することができた。
ライタープロフィール 並木政孝:輸入車情報誌などの編集長を経てフリーランスライターに。釣りのほか自転車やバイクなど多彩な趣味を嗜む54歳