2WD・4WDの切り替え付きのクルマで常に4WDを選択しないほうがいい理由 (2/2ページ)

舗装路では4WDに切り替えてはいけないクルマもある

 しかし基本的に舗装路では4WDに切り替えてはいけない4WDシステムも存在する。

 フルモデルチェンジしたばかりのスズキ・ジムニー、2017年に13年ぶりに復活したトヨタ・ハイラックスが採用しているパートタイム4WDは、別名「直結4WD」とも呼ばれる仕組みで、前輪と後輪の回転差を吸収するメカニズムを持たないため、舗装路でハンドルをいっぱいまで切ると、タイトコーナーブレーキング現象といってまるでブレーキがかかったかのようにギクシャクとしてしまう。そのため4WDに切り替えるのは悪路限定だ。

 つまり2WDと4WDが切り替え可能な4WD車には、舗装路で4WDにすることで燃費とトレードオフに走行安定性を増すタイプもあれば、そもそも舗装路では4WDに切り替えてはNGなタイプがある。

 愛車に切り替えレバーやスイッチ、ボタンが付いている場合、どちらのタイプなのか説明書などを見て、しっかりと把握しておきたい。とはいえ、現行の国産ラインアップでパートタイム4WDのモデルは、前述したジムニーとハイラックスくらいだ。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

愛車
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
好きな有名人
菅麻貴子(作詞家)

新着情報